脳卒中後遺症に多い、コアの低下!コアスタビリティの重要性!必要なタイミングで腹圧働くことが大切です!
脳卒中後遺症の方はコアが低下している方が多いです。今回はコアスタビリティについて話していきます!
(引用 脳卒中の動作分析 金子唯史)
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私は、脳梗塞リハ リバイブあざみ野で理学療法士をしております鈴木と申します!
横浜市青葉区のあざみ野駅西口徒歩5分!
脳梗塞に、限らず様々な方を施術させていただいております!
今回はコアスタビリティについて話していきます。
【コアスタビリティとは?】
コアスタビリティは予測的にも反射的にも動ける安定性とされています。
つまり、予想外の動きであっても、予想済みであっても、どちらにでも効率的に動けることが大切になります。
例えば、腕を上げるという動作でも、腕を上げる前にコアスタビリティが働き、体幹を安定させてから、腕が上がります。
先に収縮させておかないと、身体がのけぞってしまうからです。
こういった、予測的な姿勢制御として、事前にプログラムされた筋活動であり、連続的な筋の生成を予測するサポートを行っています。
またほかにも、細かい制御としましては、腹圧だけでなく、各関節の安定性にもかかわってくるわけですが、各関節が適応しやすいように力や加重の生成を行なったりします。
【コアスタビリティの3つのシステム】
1つ目は、脊椎、通移管版、靱帯、関節包などの運動に対しての抵抗、張力などを保つ役割
2つ目は、安定性に加え、感覚入力や運動生成に役立つ役割。こちらは、例えば、横隔膜や腹筋群、脊柱起立筋群、骨盤底筋群などが適切な出力を保てるように感覚の入力とお運動生成を行います。
3つ目は、特に重要なのですが、上肢や下肢の運動前にあらかじめ、腹横筋などの筋肉を収縮させて、その運動の調整を行い、姿勢外部荷重に対して、十分な安定性を保証させていく役割です。
【3つ目の役割】
この3つ目の役割が、とても重要で、運動を行う際には、必ず先行して、腹横筋などのコアマッスルが働きます。
こちらが脳梗塞や、整形の疾患などでうまく働いていない、もしくは、片側がうまく作動していないという方が本当に多いのです。
そうしますと、ふらつきが強くなったり、転倒しやすくなったり、足に力が入らなくなったりします。
どうしても、体幹が安定しないので、その先についている上肢、下肢も安定して使うことができないので、過剰に上下肢を使うことになり、動きにくくなるのです。
その状態が長く続くと、ふらつくのが怖くて、うまく歩けない。少しバランスの悪い動きをすると、転びそうになるので、慎重に動かざる負えないなどの状態になり、
そうしますと、運動量も減ってしまい、さらにコアマッスルを使わない状態になるので、悪循環になってしまうのです。
【ではどうしたらよいのか?】
まずは、うつ伏せでおなかが圧迫された状態で、腰を左右に揺らします。
そうしますと、うつ伏せで強制的に腹部が押されるため、腹圧が働きやすくなります。
ただ、運動というのは、AIと同じで情報量が多い方が様々なことに対応しやすくなります。
ですので、1分ほど揺らすのではなく、脳にひたすら揺れて、腹部が押されている情報を多く伝えていきたいので、5分以上をお勧めします。
他にも、うつ伏せでなくても、座った状態で、ヤジロベーみたいに揺れるのも一つの手です。
そうしますと、どちらかに行きにくい方がある方もいらっしゃいます。
そこで、無理していくのではなくて、行ける範囲で動かしてもらって、徐々に行きにくい方へ揺れてみてください。
【当施設でのリハビリ】
もちろん、こういった方法も腹圧を適切なタイミングで働かせるのは、十分な手段だと思いますが、
やはり、人によって、なぜ腹部が上がらないのか?コアスタビリティがなぜ働いていないのか?
それぞれ、理由が違ったりします。
腹圧が上がりにくい方へのリハビリ例
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
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随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木