脳梗塞後遺症のリハビリ!使わない麻痺側の手を促す方法!小さな課題設定が大切です!
今回は、使わない麻痺側手の促す方法について話していきます!
(引用 脳卒中の動作分析 金子唯史)
他のリハビリに興味がある方はこちら
私は、脳梗塞リハ リバイブあざみ野で理学療法士をしております鈴木と申します!
横浜市青葉区のあざみ野駅西口徒歩5分!
脳梗塞に、限らず様々な方を施術させていただいております!
今回は麻痺側の促し方について話していきます。
【麻痺側を積極的に使っていく事が大事】
どうしても、麻痺側の手は使いにくい、反対の手を使うなどして、使われにくくなります。
そうしますと、麻痺があるないにも関わらず、その手の機能は徐々に落ちていきます。
健常な方であっても、片方の手を使わないようにして、1日過ごすと、明らかに感覚が違うのは実感できると思います。
ただ、そうはいっても使った方が良いのはわかっているけど、なかなかどうしたらよいのかがわからないというのも聞きます。
【課題を複雑から簡単にして行う】
まずは、現状の機能でもなんとかできるように設定することが大切です。
日常生活でペットボトルの開閉が行いたいのであれば、
手で握る動き、つまみ動作などなど、一つの動きを細分化して、自主トレーニングを行っていきます。
ただ、こちらだと、単純課題になっているので、生活に必要性を感じなくなりやすく、モチベーションが保ちにくいのも事実です。
【細分化したら、興味がある、生活に直結している動きにつなげる】
学習の容易さからすると、
①興味があり、生活の即した動き(例えば、おいしいものを食べるとか)
②興味があり、重要な動き(例えば、趣味、習慣)
③興味はあるが、重要でない動き(例えば、ゲームなど)
④興味は持てないが、生活に使う動き(例えば、ドアの開閉など)
⑤興味が持てず、重要でもない動き
と、5つの段階に分けると、①の方がより学習の速度は速いです。
できるだけ、①を目標として達成可能な細分化した動作につなげていくと、成果が出しやすいです。
【良いサイクルを回していく】
あとは、成功体験の積み重ねが重要です。
リハビリ中にもぼく個人も重視していますが、手が軽くなったとか、動かしやすくなったとか、成功体験を気づきやすいように促しています。ご本人様がわかりにくければ、ビデオを撮って、確認をしたりと、リハビリを行っていく事で、モチベーションも保ちやすくなります。
運動時に成功する
⇩
代償しなくてよくなる
⇩
筋出力などが高まる
⇩
上肢の使用頻度が上がる
⇩
使いたくなる
⇩
成功体験が増える
と、良いサイクルが重要になります。
手だけでなく、いろいろな成功体験があります。リハビリの例を下に上げますので、よかったらご覧ください。
リハビリ例
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木