脳梗塞、脳出血にプラトー(症状固定)なんてありえない!アスリートを参考に!
プラトーなんてありえない!ということで、なぜありえないのかを今回話していきたいと思います。
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私は、脳梗塞リハ リバイブあざみ野で理学療法士をしております鈴木と申します!
横浜市青葉区のあざみ野駅西口徒歩5分!
脳梗塞に、限らず様々な方を施術させていただいております!
今回は機能改善はいつまで起こりえることについて話していきます。
【アスリートは限界を超えることを目指す】
脳梗塞、脳出血の方で医師から『もうプラトー(症状固定)だから、これ以上良くなることは見込めないですよ』と死刑宣告のようなことを言われる人もいらっしゃると思います。
実際自分が言われたら、正直きついですよね。
麻痺になって、回復期の病院で徐々にリハビリして、少しずつ良くなってきたと思ったら、もう治らないと言われるわけですから。
もちろん、病態としての回復は、発症直後から1年以内が回復の程度は早いわけなのですけども、
必ずしも、そこから症状が改善しないわけではありません。
この状態はアスリートを考えるとわかりやすいのですが、
アスリートも自身のパフォーマンスが限界を超えていくために、何千年といろいろな手段が繰り返され、実践されてきたわけです。
そうすることで、機能を高めて、能力を上げてきて、考えられないような身体能力を生み出しているわけです。
【アスリートと、脳梗塞・脳出血後遺症の方の共通点】
①両者とも心肺トレーニングは有効
アスリートはもちろん、心臓、肺のトレーニングとして、有酸素運動を多く行うわけなのですが、脳梗塞・脳出血の後遺症の方にも有効です。というのも、脳梗塞・脳出血の後遺症であれば、効率の良い運動を行うために、リハビリを行うわけなんですけど、その過程では、非効率な運動を強いられるわけですから、健常な方よりも、よりエネルギーが必要になるからです。
また、リハビリを行う際にも、トレーニングを続けていくための、心肺機能がある方が有利です。
他にも、神経可塑性というのですが、脳梗塞・脳出血の後遺症になるとどうしても脳の一部が損傷を受けます。その機能は、回復しない部分も出てくるのですが、その損傷された部位の周りの神経が、その損傷された部位を補うように再生を始めます。
完全に元通りになるとは言いませんが、この神経可塑性をうまく作動させるためには、その脳の細胞に血流が流れ込まないと、作動しにくいため、有酸素運動を行うことで、脳の中の血流を改善させ、神経可塑性を起こりやすくさせます。
②両者とも、自身が興味の持てる課題の方が、適切な技術を用いて取り組むことができる。
こちらは、アスリートも脳梗塞・脳出血の後遺症の方も同様ですが、興味のある内容の方が集中力も続きやすく、その脳の部分も使われやすくなります。
特に、中脳から出るドーパミンが出やすくなり、こちらは快楽物質もあるため、運動の学習が早くなると言われています。
ですので、1日の多くの時間、課題に集中できるように、いかに楽しめるか、自分の集中できる環境を作れるか、探求していく事はすごく大切なことだと思います。
③両者とも、プラトー(症状固定)を信じてはいけない。
プラトーと言われてしまったり、自分で思ってしまうと、それ以上、機能改善はしにくくなります。
何か目標ができたとしても、プラトー(症状固定)だと思っていれば、その目標に対して努力しにくくなってしまいますし、目標もできても、あきらめてしまいがちです。
アスリートと同様に、脳梗塞・脳出血の後遺症の方も、自分の潜在能力を信じる、自分のわずかな変化にも気づくなどを行うことで、大きな変化をもたらすことができます。
本当にわずかな、小さな変化ではあるかもしれませんが、それの積み重ねで、徐々に改善をしてくるのだと思っています。
④両者とも優れた指導者が必要
こちらは、アスリートであれば、コーチが付くことによって、自分ができなかったことができるようになったり、自分の気づいていない点を教えてもらったりと、指導してくれる人が必要なわけです。
つまり、優れた指導者というのは、脳梗塞・脳出血の後遺症の方からすれば、理学療法士を含めたセラピストになるわけです。
僕自身もリバイブあざみ野で、自費リハビリをしていて、優秀とまでは自分で言えませんが、優秀でありえるように、日々、勉強を欠かさず行っています。
ご利用者様からすれば、現在メイン担当している理学療法士は自分だけです。
僕自身が能力を上げれば、改善の余地がより多く見つかっていくと思っていますので、日々手を抜けないわけです。
【まとめ】
アスリートと脳梗塞・脳出血の後遺症の方の話をしていきましたが、今あげた4つだけでも、プラトーを信じることで、得られるメリットよりも、デメリットの方が多いように思います。
アスリートも、自分の成長が見込めないと思ってしまえば、選手生命はそちらでたたれてしまいます。
もちろん、あきらめなければすべて叶うとまでは言いませんが、プラトーと信じて、あきらめてしまうよりも、改善の余地をさがしていくことで、現在の能力をゆうに超すことができる可能性が高まるわけです。
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木