手のリハビリで重要な6要素!反復と集中!
手機能に必要な6要素について、話していきます!
(引用 脳卒中の動作分析 金子唯史)
その6要素とは、こちらの
①意味のある
②課題指向型
③反復
④集中
⑤新奇性
⑥豊富な刺激環境下
になりますが、一つ一つ解釈した内容を説明していきます!今回は反復と集中について話していきます!
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【反復】
反復は説明の必要のないくらい、神経の促通には有効とされています。
スポーツ選手でも、芸術でも、仕事でも、反復をして、徐々に上手くなっていきますよね。
ピアノは1日弾かないと、1週間取り戻すのに、かかるということを仰る方もいるくらい(こちらには医学的根拠はない)
100回行いよりは1000回、1000回行うよりは10000回と、組織の炎症や、損傷が起きない限りは、日常生活でも積極的に使っていくと良いわけです。
【集中】
こちらは、分散させてリハビリを行うよりも、1回に集中して行い、あとは、日常生活でなるべく使うというほうが、脳内神経ネットワークの再接合に効果的という考え方です。
この研究では、1日5~8時間行い、1週間から数週間期間を空けるというもの。
こちらは、数週間に1度だと、賛否両論が分かれるところではありますが、、
1日に長く時間をかけた方が良くなる速度は早くなるのも事実。
普通のリハビリだと、
介護保険の縛りにより、20分か40分程度になるので、
最大で120分時間をかけられる自費リハビリの強みはあると思います。
もちろん、時間=効果ではないので、質の高いリハビリは必要になります。
効果的なリハビリを長く集中して行う。こちらが王道だと思います。
もちろん、人によっては短い時間でも効果出してください!と言われそうですが、
神経や脳の変化には時間がかかるのも事実としてあるので、時間がかけられるのであれば、集中して行った方が、脳梗塞に限らず、動物である以上、可能性が高まります。
【まとめ】
今回は、反復と集中について話しました。
もちろん、反復も集中も手のリハビリに限らず、スポーツでも、日常生活の改善でも同じことが言えます。