【要注意】脳卒中を防ぐカギは“血圧管理”だった!
目次
◆ こんな人は要注意!
- 健康診断で「血圧高め」と言われたまま放置している
- ストレスが多く、生活が不規則
- 脳出血・脳梗塞の家族歴がある
「まだ大丈夫」「自覚症状がないから」そう思っていませんか?
脳血管のトラブル(脳卒中)は、ある日突然起こります。
◆ 血圧と脳の血管の深い関係
血圧が高い状態が続くと、脳の血管に次のようなダメージが起きます。高血圧が引き起こす問題内容動脈硬化血管がもろくなり、詰まりやすくなる脳出血血管が破れて脳出血が起きる危険が高まる脳梗塞血流が滞り、脳の細胞が死んでしまう
特に脳は酸素にとても敏感な臓器。血流が数分止まるだけで、後遺症が残る危険性があります。
◆ 血圧はどのくらいを目指せばいいの?
目標血圧(日本高血圧学会推奨)数値正常値120/80 mmHg 未満高血圧の疑い140/90 mmHg 以上高齢者や脳卒中後130/80 mmHg 以下が目標になることも
※ 年齢や既往歴により異なるので、医師と相談を。
◆ 血圧管理で今日からできる5つのこと
- ✅ 減塩を意識(1日6g未満)
- 醤油や味噌は“かける”より“つける”が◎
- ✅ 野菜・果物をしっかりとる
- カリウムが塩分の排出を助ける
- ✅ 運動習慣をつける
- 週に3〜5回、30分のウォーキングが目安
- ✅ 体重を適正に保つ
- 内臓脂肪が多いと血圧が上がりやすくなる
- ✅ 毎日、血圧を測る習慣
- 朝と夜、同じ時間・姿勢で記録するのがコツ
◆ こんなサインが出たらすぐ病院へ!
- 片側の手足がしびれる・動かない
- 言葉が出てこない・ろれつが回らない
- 突然の激しい頭痛
- 視界がかすむ・見えにくい
これらは脳卒中の前ぶれかもしれません。すぐ救急車を!
◆ まとめ
血圧の管理は、脳の命を守る第一歩。
「ちょっと高いだけ…」と思わず、今からできることを一つでも始めることが大切です