【要注意】その頭痛、脳梗塞の前兆かも?見逃さないためのサインとは
目次
「いつもの頭痛」と思っていませんか?
頭痛は多くの人が経験するありふれた症状です。
でも中には、脳梗塞の“前兆”として現れる頭痛もあることをご存じでしょうか?
この記事では、
- 脳梗塞の前兆としての頭痛の特徴
- どんな人が要注意なのか
- 早期発見のためのチェックポイント
について、わかりやすく解説します。
脳梗塞ってどんな病気?
脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、酸素や栄養が届かなくなる病気です。
放置すると脳の組織が壊死し、命に関わることや後遺症が残るリスクもあります。
しかし、発症前に「前兆」が出ることがあるのです。
前兆として現れる“頭痛”の特徴とは?
多くの脳梗塞では、突然の麻痺やろれつの回らない言葉が症状として知られていますが、
一部では「頭痛」が最初のサインになることがあります。
こんな頭痛は要注意!
✅ 突然、強い痛みがズキンと来る
✅ 片側だけに偏って痛む
✅ 今までにない痛みの質(締めつけられるような感覚)
✅ 吐き気やめまいを伴う
✅ 数時間〜数日続く頭痛が治らない
特に高血圧や糖尿病、喫煙などのリスク因子がある人は、
“危険な頭痛”の可能性を疑いましょう。
頭痛以外にもこんな前兆が!
頭痛に加えて、以下の症状が一緒に現れたら、すぐに病院へ。
- 手足のしびれや脱力
- 言葉が出にくい、ろれつが回らない
- 片目が見えづらい、二重に見える
- 歩行時のふらつき
これらは**「一過性脳虚血発作(TIA)」**と呼ばれ、本格的な脳梗塞の前触れであることが多いです。
「すぐ治った」は要注意!
頭痛やしびれが一時的に治まると、つい様子を見てしまいがち。
でも、TIAの後に72時間以内に本格的な脳梗塞を起こすリスクは非常に高いことがわかっています。
自分を守るためにできること
✅ いつもと違う頭痛を感じたら、迷わず受診
特にリスクがある人は「念のため」の受診が命を救います。
✅ 生活習慣の見直し
・血圧をコントロールする
・禁煙・節酒
・バランスの良い食事
・適度な運動