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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞の手術】実際に手術になるケースとは?知らないと後悔する基礎知識

2025/06/25


「脳梗塞=即手術」とは限りません。

「脳梗塞と診断されたら、すぐに頭を開いて手術するの…?」
ご家族や本人にとって、とても不安な疑問ですよね。

結論から言うと、脳梗塞の治療は必ずしも手術が必要なわけではありません
ただし、状態によっては緊急手術が行われるケースもあります。

そこで今回は、医療現場で実際に行われている「脳梗塞の手術」の内容と、手術になる場合・ならない場合の違いをわかりやすく解説します。

 

 


【目次】

✅ 脳梗塞とは?
✅ 脳梗塞で手術が必要なケース
✅ 手術内容とリスク
✅ 手術をしない場合の治療法
✅ 実際の体験談:手術を受けたAさんの場合
✅ まとめ:家族ができる準備とは

 


脳梗塞とは?

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、脳細胞に酸素や栄養が届かなくなる状態です。
放置すると、脳細胞がどんどん死んでしまい、後遺症や命に関わることも

 

 


脳梗塞で手術が必要なケース

基本的に、脳梗塞は「点滴」や「血栓を溶かす薬(t-PA)」が最初の治療です。
しかし、以下の場合は手術が検討されます。

● 血栓回収術(血管内手術)

カテーテルを使い、詰まった血管から血栓を取り除く手術です。
✅ 大きな血管が詰まっている
✅ 薬だけでは効果が期待できない
✅ 発症から6時間以内が目安

 

 

 


● 開頭減圧術

脳が腫れて圧力が上がった場合、頭蓋骨を一部外して脳を守る手術です。
✅ 脳の腫れがひどく、命の危険がある
✅ 意識が低下している場合など

 

 


手術内容とリスク

🔹 血栓回収術:

  • 足の付け根などからカテーテルを入れ、脳の血管まで到達
  • 血栓を物理的に取り除く
  • 比較的負担が少なく、回復が早いケースも

🔹 開頭減圧術:

  • 頭を一部開いて、腫れた脳を圧迫から守る
  • 命をつなぐ目的だが、後遺症が残る可能性も

 

 


手術をしない場合の治療法

✅ 血液をサラサラにする薬(抗血小板薬)
✅ 血圧や血糖値の管理
✅ リハビリテーション

状態によっては、これらの治療だけで回復するケースもあります。

 


【体験談】手術で助かったAさんの話

60代男性Aさんは、突然右半身が動かなくなり救急搬送。
検査の結果、左脳の大きな血管が詰まっていることが判明しました。

発症から3時間以内だったため、すぐに「血栓回収術」を実施。
手術は約1時間で終了し、術後から右手足の動きが徐々に改善。
現在は、軽いリハビリを続けながら、ほぼ元通りの生活を送っています。

 

 


まとめ|家族ができる準備とは?

☑ 脳梗塞の初期症状(顔のゆがみ・手足の麻痺・ろれつ)を覚える
☑ 迷わず救急車を呼ぶ
☑ 手術が必要と言われたら、冷静に説明を聞き、質問する
☑ 退院後のリハビリや生活サポートも重要


【最後に】不安なときは、医師にしっかり相談を

脳梗塞の手術は、怖いイメージが先行しがちですが、必要なときに正しく行えば命を守る大切な手段です。
正しい知識を持ち、冷静に行動できるように、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。


【関連記事】
▶ 脳梗塞の初期症状をチェックする方法
▶ 血栓回収術の詳しい流れと実績
▶ 家族が知っておくべきリハビリのポイント

 

 

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