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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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足がつるのは脳梗塞のサインかも?見逃したくない身体のSOS

2025/06/16

脳梗塞 足がつる

「最近、夜中に足がつることが増えた」「朝、ピキッと痛くて目が覚める」——そんな経験、ありませんか?
ただの運動不足や水分不足と思いがちですが、実は脳梗塞の前兆として現れている可能性があることをご存じでしょうか。

もちろん、すべての「足がつる」が脳梗塞につながるわけではありません。でも、中には見逃してはいけないサインもあります。
この記事では、「足がつる」ことと脳梗塞の関係をわかりやすく解説しながら、体からの小さなサインを見落とさないためのポイントをお伝えします。

 

⚠️「足がつる」が続くときに疑うべきこと

「足がつるなんてよくあること」…確かにそう感じる方も多いと思います。ですが、“頻繁に”“片側だけ”つるなど、少しでも違和感がある場合は注意が必要です。

脳梗塞が原因で足がつるケースもある

脳梗塞とは、脳の血管が詰まって血流が滞り、脳細胞がダメージを受ける病気です。
このとき、脳の「運動を司る部分」や「感覚をコントロールする部分」が障害を受けると、筋肉の緊張バランスが崩れ、つりやすくなることがあります。

特に、次のようなケースでは注意が必要です。

  • 片側の足だけがよくつる

  • 足がつった後に、しびれや脱力感が残る

  • つった直後にめまいやふらつきを感じる

これらは、脳の中のどこかに小さな血流障害が起きている「警告サイン」かもしれません。
しかも、「一過性脳虚血発作(TIA)」のように、一時的で消えてしまう症状もあるため、軽く見てしまいやすいのが怖いところです。

単なる「こむら返り」との違いとは?

「足がつる」とひとくくりにしてしまいがちですが、原因はさまざまです。

たとえば以下のようなもの

  • 水分不足やミネラル(特にマグネシウム・カルシウム)の欠乏

  • 運動後の疲労や冷えによる筋肉の過緊張

  • 脊椎の圧迫や坐骨神経痛など、末梢神経のトラブル

  • そして、脳梗塞など中枢神経のトラブル

これらの中でも、脳由来のトラブルかどうかを見極めるには、「左右差」が鍵になります。
片方だけが頻繁につる・しびれる・動かしにくいといった場合は、専門医への相談が必要です。

 

🧩足がつるだけじゃない?脳梗塞の意外な前兆たち

足がつるという症状だけでなく、脳梗塞はもっと身近でさりげないサインを出していることがあります。
「まさか、こんなことが脳と関係あるなんて」と驚くようなケースもあるのです。

ふらつき・手足のしびれはよくあるサイン

脳梗塞の典型的な前触れとしては、以下のようなものがあります。

  • 手足のしびれや脱力感(特に片側だけ)

  • ふらつきやまっすぐ歩けない感じ

  • ろれつが回らない・言葉が出にくい

  • 物が二重に見える・視野が欠ける

こうした症状が突然現れて、数分〜数時間で消えてしまうと、「一時的な疲れかな」とスルーしてしまいがちです。
でも実はこれ、**一過性脳虚血発作(TIA)**と呼ばれる状態の可能性があり、数日以内に本格的な脳梗塞を発症するリスクが高いとされています。

「寝ている間につった足」は要チェック!

就寝中や明け方に足がつって目覚める——これはよくある体験ですが、「何度も同じ時間に、片方の足だけつる」ようなパターンは要注意です。
とくに高齢の方で、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの既往がある場合は、脳血流の微細な乱れが背後に隠れていることも。

また、足のつりに加えて、その後もしびれや違和感が残るようであれば、念のため脳神経内科の受診を検討してもよいでしょう。

 

🩺脳梗塞を早期発見するためにできること

では、「足がつる」という一見ささいな症状から、どうすれば重大な病気のリスクに気づけるのでしょうか?
ここでは、自分でもできるチェック法や、受診の目安をご紹介します。

自宅でできる簡単チェックリスト

次のような項目に当てはまる方は、脳梗塞のリスク評価の第一歩としてチェックしてみてください。

  • 足がよくつるのは片側だけ

  • つったあとはしびれや脱力感が数分以上続く

  • 最近、歩いていてふらつくことが増えた

  • 家族に脳梗塞の既往がある

  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症がある

  • 喫煙習慣がある

いくつか当てはまるようなら、念のために脳の画像検査(MRIやCT)を検討してもよいかもしれません。
特に、発作的な症状が複数回ある場合は、軽視せず早めの対処が大切です。

医療機関を受診すべきタイミング

「足がつるくらいで病院に行ってもいいのかな…」と思うかもしれませんが、以下のような場合は迷わず受診をおすすめします。

  • 繰り返し同じ足がつる

  • つりと同時に頭痛・ふらつき・言語障害がある

  • 家族に脳卒中の既往があり、自分も高リスクと自覚がある

脳梗塞の早期発見は、命を守るだけでなく、後遺症を残さないためにも重要です。
気になることがあれば、脳神経外科や内科に相談するのが一番安心ですね。

 

🛡️足がつるのを防ぐには?脳梗塞のリスクも下げる生活習慣

「最近よく足がつるようになったな…」と感じたときこそ、生活習慣を見直すチャンスです。
実は、足のつりを防ぐことと、脳梗塞を予防することには共通点がたくさんあります。

水分とミネラルを意識して

まず大切なのは脱水を防ぐことです。とくに夏場や入浴後、睡眠中などは知らないうちに体の水分が失われがちです。

  • 就寝前にコップ一杯の水を飲む

  • 朝起きたらすぐに水分を補給する

  • 汗をかいた後はスポーツドリンクや経口補水液なども検討

また、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラル不足は足がつる原因になるだけでなく、動脈硬化や血圧の変動にも影響を与えます。
バランスの良い食事を心がけることが、めぐりめぐって脳梗塞予防にもつながるのです。

血流をよくする生活を

血行不良は筋肉のけいれん(=足のつり)にも、脳血管の詰まり(=脳梗塞)にも共通の敵です。

以下のような習慣が役に立ちます。

  • 毎日の軽いストレッチやウォーキング

  • 長時間座りっぱなしを避け、こまめに立ち上がる

  • 足首やふくらはぎをマッサージして、血流を促進する

  • 寝る前に湯船に浸かって身体を温める

こうしたケアは、足がつるのを防ぐと同時に、脳の血流環境も整えるサポートになります。

 

✨まとめ 小さな違和感こそ、見逃さないで

足がつる——それは一見すると些細な体のサインですが、時にその裏に深刻な病気の兆しが潜んでいることがあります。
とくに「片側だけ」「しびれやふらつきを伴う」など、いつもと違うと感じたら、それは身体が発している危険信号かもしれません。

脳梗塞は、早期発見・早期治療が後遺症や命に直結する病気です。
だからこそ、たとえ「足がつる」だけでも、「あれ、いつもと違うな」と思ったら、どうか自分の体を信じて、一歩踏み出してみてください。

そしてもし、この記事を読んで「ちょっと気になるかも」と感じたなら、
一度、専門の医師に相談してみることをおすすめします。
気づけたあなたは、もう一歩、健康に近づいていますから。

📝 ご相談・定期検査もお気軽に
定期的な健康診断や、脳ドックなどのチェックも活用しながら、毎日の小さな変化を見逃さないようにしていきましょう。
脳梗塞も足のつりも、「気づくこと」から予防が始まります。

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