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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞リハビリ】 脳梗塞になったら気をつけたい!食べてはいけないもの7選

2025/06/02

脳梗塞 食べてはいけないもの 一覧

 

 

はじめに

「これ、本当に食べても大丈夫なのかな…?」

脳梗塞を経験したり、身近な人がそうなったりすると、日常のひとつひとつがちょっと不安になりますよね。とくに“食べるもの”は、楽しみでもある反面、「体に悪いかも…」って心配にもなりがち。

この記事では、脳梗塞と食事の関係について、特に「控えたい・避けたい食べ物」をわかりやすく紹介していきます。なんとなく悪そう、じゃなくて、どう悪いのかも含めて一緒に見ていきましょう。

📌 どうして食べ物に気をつけなきゃいけないの?

そもそも、「食べたものが脳に関係あるの?」って思いますよね。実は、これが大ありなんです。

脳梗塞っていうのは、ざっくり言うと“血のかたまり(血栓)が血管につまってしまう病気”。この血の流れ、じつは食生活がかなり影響してるんです。脂っこい食事を続けたり、塩分を取りすぎたりすると、血管の内側がダメージを受けて、血がドロドロに…。

結果的に、血栓ができやすくなって、脳の細い血管が詰まってしまうという流れですね。

だから、再発予防のためにも「なにを食べないか」って、ほんとうに大事なんです。

 

✅ 脳梗塞後に避けたい食べ物の特徴

まずはざっくり、「どんなタイプの食べ物に注意すればいいのか」をまとめますね。

  • 脂質が多く、動物性脂肪が中心

  • 塩分がとても高い

  • 加工度が高く、保存料や添加物が多い

  • 血糖値が急上昇しやすい

  • アルコールや刺激が強すぎる

こう聞くと「じゃあ何も食べられないじゃん…」と思ってしまいそうですが、安心してください。全部がダメってわけじゃないし、量や頻度を調整することでOKなものもあります。

では、具体的に「これはちょっとやめとこう」なものを、ピックアップしていきましょう。

 

🛑 食べてはいけないもの一覧

1. ベーコン・ソーセージなどの加工肉

まずはこれ。朝食の定番、つい買っちゃう便利アイテム。でも、これらは塩分・脂肪がダブルで高め。さらに、発がん性物質のリスクもWHOが指摘していて、血管にもいいことなしです。

毎日食べていた方は、ちょっと立ち止まって。

2. ラーメン・カップ麺

「たまにならいいでしょ?」と思いがちですが、スープを全部飲んじゃうと軽く塩分1日分オーバー。しかも油で揚げた麺+添加物のトリプルパンチ。

どうしても食べたくなったら、スープは残すのが鉄則です。

3. スナック菓子・ポテトチップス

袋を開けたら止まらない…けど、これも要注意。トランス脂肪酸、塩分、人工調味料が盛りだくさんで、血管にはまったく優しくありません。

食べるとしても「少しだけ、小皿にとって」が鉄則。

4. 揚げ物(とくに外食やコンビニ系)

とんかつ、唐揚げ、天ぷら…。おいしいけど、外で揚げられたものって油の質がよくないことが多いんです。酸化した油は、体の中で“サビ”をつくります。

どうしても食べたいなら、家で新しい油で作るのがベター。

5. 白パン・菓子パン

ふわふわしてて食べやすい白パンですが、じつは血糖値が上がりやすい“高GI食品”。血糖値の乱高下は血管を痛めてしまいます。

菓子パンはさらに脂肪や砂糖が加わるので、週に何回も食べるのはNG。

6. 清涼飲料水・ジュース

砂糖のかたまり。これに尽きます。炭酸飲料や甘いペットボトル飲料は、血糖値を一気に跳ね上げ、インスリンに負担をかけます。

「でも100%ジュースなら大丈夫?」と思いきや、果糖の取りすぎになるので、こちらもほどほどに。

7. アルコール(過剰摂取)

「1日1杯の赤ワインは健康にいい」と聞いたことがあるかもしれません。でも、脳梗塞を経験した後は、アルコールとの付き合い方を見直す時期。

お酒の種類よりも、「量」と「頻度」がカギです。毎日飲むのは控えめに。

 

💡「全部ダメ」じゃなく「選び方を変える」

こうして見ると、「もう何食べたらいいの…?」と落ち込みそうになりますが、実は大切なのは“選び方”。

●ソーセージじゃなく鶏むね肉
●白パンじゃなく全粒粉パン
●ジュースじゃなく水やお茶

ちょっとした選択で、体は変わっていきます。

 

✅ 外食・コンビニで気をつけたいこと

「毎日自炊なんてムリ…」という方、多いと思います。実際、外で食事を済ませる機会は誰にでもありますよね。でも、ちょっとしたコツを知っていれば、外食でも“脳にやさしい選択”はできます。

たとえば…

🔸 麺類を選ぶときは、うどんよりもそば。
そばにはルチンという血管を守る成分が含まれていて、血流のサポートにも。スープは残すのが前提です。

🔸 丼ものを選ぶなら「具たっぷり+ご飯少なめ」。
野菜やきのこが多くのっているものは、塩分の吸収も緩やかに。大盛りごはんは控えましょう。

🔸 コンビニでは「単品」より「組み合わせ」。
唐揚げ1個だけ買うよりも、サラダ+おにぎり(もち麦や雑穀入り)+味噌汁(減塩)などにすると、かなり改善されます。

「ゼロか百か」で考えず、「少しでも減らす」「足す」工夫をしてみてください。

 

📌 家族と一緒に気をつけるのが成功のカギ

ひとりだけ「それダメ」「これもダメ」と我慢していると、続けるのって正直しんどいですよね。でも、家族やパートナーと一緒に「一緒に健康を目指そう!」ってスタンスにするだけで、気持ちはグッと軽くなります。

子どもも「うちのご飯ってちょっとヘルシーだね」と思うだけで、自然と健康意識が育ちますし、家族全体の健康リスクも下がっていきます。

食事は「コミュニケーションの場」でもあります。いっしょに楽しむことが、結局いちばんの予防かもしれません。

 

💬 「つい食べちゃった…」そんなときは?

「昨日、ポテチ食べちゃった…」「外でついラーメン全部飲んだ…」

そんなこと、あります。人間ですから。

でも、大事なのは“取り返しがつかない”と思い込まないこと。食べちゃったものをなかったことにはできませんが、「今日は塩分を控えよう」とバランスを取ればOK。

それに、「やってしまった自分」を責めてしまうと、かえってストレスホルモンが増えてしまって逆効果だったりもします。

落ち込むよりも、次の選択をちょっと変える。それだけで十分です。

 

💡 続けるためのちょっとしたコツ

「明日から完璧に!」と意気込むより、「できる範囲で、まずはひとつから」がおすすめです。

たとえば…

  • 毎日飲んでいた清涼飲料水を、週3回に減らす

  • 朝食のパンを、全粒粉やブランパンに変えてみる

  • 昼食はなるべく自炊かお弁当中心にする

完璧を目指すと疲れてしまうので、「続けられることを、少しずつ」が長い目で見て一番効果的なんです。

 

🧭 まとめにかえて

脳梗塞の再発を防ぐために、「食べてはいけないもの」に目を向けるのはとても大切なこと。でも、禁止リストばかりを気にしていると、毎日の楽しみが消えてしまいますよね。

だからこそ大切なのは、「自分の体をいたわる食べ方」に目を向けること。

ちょっとした知識と意識で、血管はきちんと応えてくれます。「なんとなく不安」な気持ちが、「よし、これならできそう!」に変わったら、それはすでに立派な第一歩です。

今日の食事から、ちょっとだけ変えてみませんか?

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