【一人で抱え込まないで】脳卒中後の後遺症と、相談すべきタイミングと場所
目次
「回復したのに…」そこから始まる新たな悩み
脳卒中の治療が終わった。命が助かった。
それなのに…
- 言葉がうまく話せない
- 手足が思うように動かない
- 性格が変わってしまったように見える
- 家族のサポートが想像以上に大変…
脳卒中の後遺症は、生活の質や家族関係にも大きな影響を与えるもの。
そして多くの人が、「誰に相談したらいいのか分からない」と感じています。
【知っておきたい】脳卒中後に起こる主な後遺症
- 運動障害:片麻痺、ふらつき、歩行困難など
- 言語障害:言葉が出てこない、聞き取れない、読み書きが難しい
- 高次脳機能障害:記憶力の低下、注意散漫、感情のコントロールが難しくなる
- 感情・性格の変化:怒りっぽくなる、うつ状態になることも
- 排泄障害:尿漏れや排尿困難
これらの後遺症は、リハビリや支援を通じて改善の可能性があることも忘れないでください。
【どこに相談すればいい?】頼れる窓口・専門家たち
■ まず相談すべき場所
- かかりつけ医・脳神経外科
→リハビリ計画や専門医への紹介など、医療的支援の第一歩 - 地域包括支援センター(65歳以上の方)
→介護サービスや支援制度の利用についての相談が可能 - リハビリ専門の病院・施設
→理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍 - 精神科・心療内科
→うつや感情の変化が気になるとき
■ 家族も相談していいんです
- 家族会やピアサポート団体:同じ経験をした人の話が心の支えに
- 訪問看護やケアマネジャー:在宅生活での不安を一緒に考えてくれます
【こんな時こそ】相談してほしいサイン
- 「本人がリハビリを嫌がる」
- 「以前より怒りっぽくなって家族関係がギクシャクしている」
- 「自分(介護者)が限界を感じている」
このままでいいのかな?と思った時が“相談のタイミング”です。
【まとめ】後遺症と向き合うために、相談は“強さ”です
- 後遺症には身体・心・生活面すべてに影響が出る
- 家族や本人だけで抱え込まず、相談先を知ることが第一歩
- 相談は“弱さ”ではなく、“前に進む力”
最後にひとこと
「こんなこと相談してもいいのかな?」その思いこそ、未来を変える第一歩。
自分のために、大切な人のために、今できることを一緒に始めましょう。
【脳卒中後遺症の改善を目指す自主トレ動画はこちら】
https://revive-reha-azamino.com/movie
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