脳梗塞による失語症とは?回復のためにできること
脳梗塞は、脳の血管が詰まり血流が遮断されることで発生します。その結果、言葉を理解したり話したりする能力に障害が起こる「失語症」になることがあります。失語症は、患者本人だけでなく、家族にとっても大きな課題です。しかし、適切なリハビリと周囲のサポートによって回復の可能性は十分にあります。
目次
失語症の主な症状
失語症にはさまざまなタイプがあり、症状の程度も個人差がありますが、代表的なものは以下のとおりです。
- 言葉が出てこない(ブローカ失語)
簡単な単語は話せるが、文章がうまく作れない。
- 意味が理解できない(ウェルニッケ失語)
聞こえた言葉の意味を正しく理解できない。
- 言い間違いが多い
例えば「りんご」と言いたいのに「みかん」と言ってしまう。
- 読み書きの障害
文章を読むことや書くことが困難になることもある。
失語症のリハビリ方法
失語症の回復には、脳の可塑性(新しい神経回路を作る力)を活かしたトレーニングが重要です。
1. 言語療法(SLT)
専門の言語聴覚士(ST)の指導のもとで、言葉を話す・聞く・読む・書くトレーニングを行います。
2. 身近な人との会話を増やす
短い言葉でもいいので、毎日積極的に会話をすることが大切です。
3. ジェスチャーや筆談を活用
言葉が出てこないときは、身振り手振りや書くことで意思を伝える方法を練習します。
4. 音読や歌を取り入れる
文章を声に出して読む練習や、好きな歌を歌うことでスムーズに言葉が出やすくなります。
家族や周囲のサポートが回復の鍵
家族や周囲の人がどのように接するかによって、リハビリの効果は大きく変わります。
- ゆっくり話しかける
- 言葉が出るまで焦らせない
- 話の内容を予測しすぎない(本人の言葉を最後まで待つ)
- 絵や写真を使って話を進める
回復には時間がかかるが希望はある
失語症は一朝一夕で改善するものではありませんが、継続的なリハビリによって少しずつ言葉を取り戻すことができます。あきらめずに、できることから始めていきましょう。
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