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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【鍼灸】マッサージと最近の小話【治療】

2024/11/30

【鍼灸】【治療】

◎マッサージの歴史と意義

マッサージという言葉はフランス語ですが、その起源はアラビア語の「押す」を意味する「Mass」と、ギリシャ語の「こねる」を意味する「Sso」に由来すると言われています。また、ラテン語の「手」を意味する「Manus」とも同じ起源を持つとされています。そのため、マッサージとは「手で押し、こねる」という意味になります。

中国で発祥し、日本で発展した「按摩」も、按は「押す」、摩は「なでる」を意味し、言葉の成り立ちが東西で共通していることがわかります。人類が進化の過程で、痛みやしびれを感じた際に、自然と手で押さえたり、さすったりして痛みを和らげたことが想像されます。この自然発生的な行為が、医学の発展とともに専門的に体系化され、医療に応用されるようになったのです。

マッサージは、術者が手や指を使い、皮膚に直接刺激を与えることで、血液やリンパの循環を促進し、新陳代謝を活発にします。その結果、組織の栄養状態が改善され、体の機能が高まり、抵抗力も強化されます。また、触圧刺激が皮膚を通じて内臓の機能にも影響を与え、「神経液性相関」の生体反応により、ホルモン分泌にも影響を及ぼすことが明らかにされています。

古代ギリシャの医聖ヒポクラテス(紀元前4〜5世紀)は、「医師は医術の理論とともに、マッサージも習得すべきだ」と説き、医療におけるマッサージの重要性を強調していました。1世紀のローマの医師セルズスは、治療法としてマッサージを活用し、2世紀後半にはガレノスがマッサージに関する著作を残しています。

その後、マッサージは民間療法として存在し続けましたが、16世紀後半にフランスのアンブロワーズ・パレーがマッサージの手技と効用を専門的に提唱したことで、再び医療界での関心が高まりました。18世紀末から19世紀にかけて、スウェーデンのリングが治療体操法の研究に努め、その後、マッサージはヨーロッパ諸国に普及し、多くの専門家が現れました。特に、オランダの医師メッツガーとその弟子ベルクマンらが、マッサージを生理学的に基づいた医療技術として紹介し、その発展に寄与しました。

1875年には、ドイツのモーゼンガイルがマッサージが循環系に与える効果を実験的に証明し、外科学会で発表しました。その結果、整形外科への応用が盛んになり、19世紀末にはストックホルム大学で理学療法の一環としてマッサージが医療に取り入れられるようになりました。

その後もヨーロッパ各国でマッサージの研究が進み、ザブルドスキー、ライプマイル、ホッファー、キルヒベルグなど、マッサージの権威たちが現れ、マッサージが生体の新陳代謝、消化、循環に与える影響などが研究され、内科、外科、整形外科といった多くの分野で医療マッサージが応用されるようになりました。

日本にマッサージが輸入されたのは明治20年で、当時陸軍軍医部に所属していた橋本乗晃氏が、フランス流のマッサージの理論と手技を学び、帰国後に広めたのが始まりです。彼は広島博愛病院の院長であった長瀬時衡氏にその技術を紹介し、同病院の外科で医療按摩術として活用しました。これが日本における医療マッサージの最初の例とされています。

その後、日本各地の医大附属病院や総合病院でマッサージが導入され、フランス式マッサージと日本古来の按摩術を組み合わせた独自の手技が開発され、医療技術としてのマッサージが広まっていきました。当初は医療技術としてのマッサージと保健技術としての按摩が区別されていましたが、今日では按摩、マッサージ、指圧師として一括して扱われるようになっています。

◎マッサージ小話

治療をしていると患者さんから「こういうときに効くツボはありますか?」という質問を受けることがあります。

先日、「今度胃カメラの検査をすることになって、オエッてなるし、痛いし、今から怖いんです」と言う患者さんがいました。この患者さんとは付き合いも長く性格もよく知っているので、前腕から手のひらの心包経を揉むように教えました。

心包経というのは心肺に関連することに効果がある他に、以前のブログにも書いたのですが、心包経の間使というツボは魚の骨が喉に刺さったときに効果があるとされています。手のひらの労宮というツボは咳を止めたり、身体の緊張を緩める効果があります。心包経というのは緊張と弛緩に関連するようです。

この心包経の性質を応用させ、またリアクションが少しオーバーで明るい心配性の彼女を安心させるために心包経のマッサージを勧めてみたのですが。

果たして次の治療のときに、元気よく

「あれは効きましたよ!先生!!」

と報告してくれました!しかしよく聞くと

「私の同僚が胃カメラに慄えていたので教えてあげたら痛くなかったって!」

「いやアナタじゃないんかい!」と思わずツッコミたくなる衝動を押させて、ほらねって顔で聞いたのでした。

皆さんの中で胃カメラ検査が苦手な方、試してみて下さいね。

☆やり方

前腕の内側の真ん中のライン(心包経)を肘から手のひらに向けて揉みます。押したり揉むと痛かったり硬かったりすると思います。それを気持ちの良い力加減で揉んだり押してください。また両手やってみて左右の感じ方も確かめてみて下さい。

◎鍼について

1.鍼と鍼管

鍼灸治療を受けたことがある方は見たことあるかもしれません。鍼とその下が鍼管という道具です。

 

※寸3と寸6のサイズの鍼です。

この鍼は最も一般的に使われている鍼で、「毫鍼」と言います。

 

①鍼の名称

鍼を持つところを「鍼柄(しんぺい)」、鍼柄と鍼がくっついてる部分を「鍼根(しんこん)」、鍼の部分を「鍼体(しんたい)」、鍼の先を「鍼尖(しんせん)」と言います。

②鍼の長さ・太さ

私が臨床でよく使う鍼は

寸3-3番、寸6-5番、2寸-8番、3寸-10番です。

寸3や寸6というのは、1寸3分、1寸6分という意味で、鍼体の長さを表しています。

 

おおよそ現在の鍼は、1寸は30㎜、1寸3分は40㎜、1寸6分は50㎜、2寸は60㎜、3寸は90㎜としています。

3番や5番というのは鍼体の太さを表しています。

1番鍼は直径0.16㎜、2番鍼は直径0.18㎜、3番鍼は直径0.20㎜、4番鍼は0.22㎜、5番鍼は0.24㎜、8番鍼は0.30、10番鍼は0.34㎜となります。

 

 

私が主に使うのが寸6-5番です。やや鍼に敏感な方には寸3-3番、腰やお腹に少し深く刺すなら2寸-8番、お尻に刺すときは3寸-10番を使います。脳梗塞後遺症で手足の麻痺には3寸の鍼を横にして刺すこともあります。

③鍼管

杉山和一によって「管鍼法」という鍼の刺し方が広まり、現在多くの鍼灸師が鍼管を用いて鍼の施術をしています。

個人的にはステンレスのものを好んで使用してますが、ディスポーザブルの鍼が普及して、プラスチックの鍼管を使う先生も多いと思います。

左の写真は左から寸3、寸6、2寸、3寸の鍼管。

右の写真は左からプラスチック、ステンレス、銀の鍼管。銀の鍼管は俵のように真ん中に向けて膨れている形になってます。

 

2.鍼の刺し方

鍼の刺し方には大きく分けて2つあります。1つは「撚鍼法」、もう1つは日本独特なやり方「管鍼法」です。

 

①撚鍼法

中国より起こった鍼術は、元々はこの方法で、日本でも管鍼法が広まる前までは主流をなしたやり方です。

 

一般的なやり方は、鍼を持たない手(基本的には左手)でツボを取り皮膚に当て、圧をかけて(押手という)右手に持った鍼を左手指に沿わせて鍼尖を皮膚に当て、押手の圧と鍼をひねる操作をうまく合わせて鍼を入れていきます。つまり鍼を持たない左手で、右手で持っている鍼を支えながら刺入するのです。中国では両手に鍼を持ち、片手で鍼を刺すこともあります。

②管鍼法

江戸時代、杉山和一により考案され始められたという方法で、鍼を鍼より少し短い管の中に入れ、わずかに出た柄の部分を叩くことにより鍼を皮膚に刺すことを容易にしたものです。現在、日本における鍼治療の多くがこの方法を用いてます。

 

※挿管法

管鍼法の特徴である鍼を管に入れるやり方のことで2パターンあります。1つは、左手に鍼を持ち、右手に管を持って鍼柄より入れる「両手挿管法」、もう1つは鍼も管を片手で持ち操作する「片手挿管法」です。下図は「片手挿管法」です。

3.鍼を刺すまでの流れ

①前揉撚

鍼を刺す前に、鍼を刺す場所を指頭で揉みながら圧をかけます。これは患者さんの身体に鍼の侵入の予告、鍼する場所の皮膚や筋肉を柔げて刺激に慣らす、緊張を緩める等の意味があります。

 

②押手と刺手

前揉撚が終わったら、一般的には左手で押手を作ります。押手というのは、鍼を刺すときに皮膚を押さえ鍼を支える手のことを言います。押手には「満月の押手」と「半月の押手」があります。

 

刺手とは鍼を持ち、刺したり抜いたりする手のことを言い、押手が左手なら刺手は右手となります。

 

③切皮

切皮とは皮膚に接している鍼尖によって皮膚表面を切ることを言います。言い換えれば鍼が体内に侵入した瞬間です。

 

管鍼法の場合は、鍼を鍼管に入れ、押手である左手の母指と示指で鍼管をつまみます。鍼管より出てる鍼柄を右示指で叩打(これを弾入という)することが切皮になります。患者さんに痛みを感じないように、また鍼が曲がらないように適切な強さ、リズムで弾入、切皮します。切皮したら、鍼管を抜きます。

 

④刺入法

切皮したら鍼を体内の目的のところまで刺し入れていきます。刺入には、刺手で鍼を半回転ずつさせながら行う「旋撚刺法」と、刺手の重みや刺手の母指と示指で送りこむように入れていく「送りこみ刺法」があります。

⑤刺鍼の角度

皮膚面に対して鍼を直角に刺入することを「直刺」、皮膚面に対して斜めに刺入することを「斜刺」、皮膚面に対してほとんど平行に刺入することを「横刺」と言います。

 

 

⑥抜鍼と後揉撚

鍼を刺入し目的を成したら、鍼を抜きます。鍼を抜く速さはその時々で速かったり遅かったりしますが、いずれにせよ押手と刺手を使い丁寧に抜きます。

抜いた後、前揉撚同様、押手の示指または母指で揉撚します。鍼の刺激感を減少させ、鍼痕を未然に防ぎ、溢血の場合吸収、損傷の再生を促す等の効果があります。

灸について

1.艾(もぐさ)について

一般的に「灸」とは、「艾」を皮膚の上に置き燃焼させ、人体の皮膚、組織に温熱刺激を与え、疾病の回復、病気の予防、健康の増進をはかる治療法です。

ではお灸に使われる艾について見ていきましょう。

 

①よもぎ

艾はよもぎ(蓬)の葉から作られます。

よもぎは山野に自生するキク科の多年生植物です。春に芽を出し、成長して秋に白い小さな花を咲かせます。新葉は食用に使われ、みなさんも草餅や天ぷらなどで食べたことがあるのではないでしょうか。よもぎはどこでも採れますが、生産地としては新潟県が有名です。

 

 

②艾の製法

5〜8月頃によもぎを採集し、葉のみを3、4日間乾燥させ含水率を1〜2%以下にします。それを石臼でひいて、篩(ふるい)にかけ、唐箕(とうみ)で細かな不純物を取り除くと、良質な「艾」ができます。

 

③成分

「艾」は主によもぎの葉の裏面にある毛茸(もうじょう)と腺毛(せんもう)からできています。

 

a.毛茸

毛茸はキク科植物などの葉に密生する白い毛のことで、よもぎの毛茸はT字形したものが多いです。

b.腺毛

腺毛には揮発性の精油が含まれています。精油の主成分はチネオールで、燃焼により艾独特の芳香を発します。

 

④艾の鑑別

一般的に、皮膚の上に直接お灸を据える場合、良質な艾を使う方がよく、間接的に体へ熱を加える場合は熱の強い粗悪な艾を使うことが多いです。

 

以下が良質な艾と粗悪な艾の特徴です。

 

◎良質な艾の特徴…芳香、手触りが良い、淡黄白色、繊維が細かい、不純物が少ない、煙と灰が少ない、熱感が優しい

◎粗悪な艾の特徴…青臭、手触りが悪い、黒褐色、繊維が粗い、不純物が多い、煙と灰が多い、熱感が強い

少しわかりにくいですが、左の艾の方がきめ細やかで、右の艾の方がやや黒っぽく少しザラザラしています。

 

2.お灸の種類

お灸は大きく分類すると、皮膚にしっかり熱を通して痕が残る「有痕灸」と皮膚に痕を残さない「無痕灸」の2つに分けることができます。

 

A.有痕灸

①透熱灸

透熱灸は普通灸と言われる、一般的なお灸のことです。熱を通すことを目的とする有痕灸で、経穴、圧痛点、神経、血管に据えます。

 

②焦灼灸

焦灼灸はお灸する場所を焦灼破壊することを目的とするお灸です。わかりやすい例として、イボや魚の目などに据えて、壊死、焼却させます。他には皮膚の腫れ物、動物や虫などの咬刺による傷口、打撲などの局所に据えるお灸も焦灼灸になります。

 

③打膿灸

打膿灸はお灸を据えて、灸痕の化膿を促し、排膿(打膿)させることを目的とするお灸です。ここまでのお灸は普通の臨床ではやりませんが、都内では「四つ木の灸」が有名です。

 

B.無痕灸

①知熱灸

知熱灸は指先くらいの大きさの艾を皮膚表面に直接置いて据えるのですが、患者さんが温かいと熱を感じたら、すぐに取り除くお灸です。このやり方だと皮膚が火傷することはありません。

②隔物灸

隔物灸は皮膚の上に生姜やニンニクなどの切片やすり潰して泥状にしたものを乗せ、その上からお灸を据えるやり方です。

③温灸

温灸は艾を患部から距離をおいて燃焼させ、輻射熱で温熱刺激を与えるものです。

 

いくつか種類がありますが、代表的なものに棒灸があります。棒灸は艾をタバコのように紙で巻いたものの一端に点火して、皮膚に近づけたり、離したりして直接皮膚に接触させず、かざしながら温めるお灸です。

またせんねん灸も温灸といえます。

 

 

④艾を使わない灸(薬物灸)

艾を全く使わない「灸」と称するものがあります。

漆灸、水灸、墨灸、紅灸などがそれで、薬物を調合し、皮膚に点けたり、塗布したり、その上から施灸したりします。

 

2.お灸のやり方

透熱灸をやってみましょう。

 

練習のため用意するものは

 

・艾

・線香(私は青雲を愛用してます)

・ライター

・灰皿

・ティッシュ

・ティッシュの下に敷く金属の台

実際に艾をひねってティシュの上に置き点火するまでをまず見てみましょう。

 

どうですか?みなさんのイメージした「お灸」と同じでしたか?

上の絵のようなイメージをされた方もいらっしゃるかもしれません。この絵は知熱灸というやり方です。

 

一般的に透熱灸というのは艾の大きさを米粒大(5㎜くらい)から半米粒大(3㎜くらい)くらいの大きさで調整します。

 

 

艾は柔らかくひねると心地よい熱さに、硬くひねると熱くなります。先ほどのお灸の動画、2壮やってみましたが、左側は柔らかく、右側は硬くひねり点火しました。ティッシュの痕を確認してみます。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、先ほどお灸したティッシュの上の一枚をはがしてみると、左側は上だけ燃えて下は燃えてませんが、右側は下のティッシュも燃えて穴が開いてます。このように艾の品質、大きさ以外に、ひねった艾の硬さによっても熱の強さを加減することができます。

 

また患者さんが感じてる熱感を緩和するやり方として、もぐさが燃えてるときに皮膚を引っ張ると熱く感じにくくなります(ただしお灸の温度が変わっているわけではないので熱は通ります)

施術者が熱をコントロールするやり方もあります。親指と示指で艾を挟み燃えきる前に消してしまうやり方です。

お灸を終えたら燃えた艾を取り除き、線香の火を消しましょう。

 

3.お灸のツボ

興味を持って頂けたら、ツボに据えてみましょう。

3つツボをご紹介したいと思います。

①足三里

膝のお皿の下中央から(親指以外の)指4本分下そこから脛のちょっと外側に取ります。

「足三里」は消化器系の疾病全般に用いることができます。特に胃腸が弱い、消化不良、胃痛、嘔吐、しゃっくり、下痢、便秘、胃神経症などに効き、「胃腸の調節」に欠かせない非常に万能なツボです。

皆さんの中にはこの「足三里」を知っている、あるいは名前を聞いたことあるという方もいらっしゃるかもしれません。松尾芭蕉が旅するのにここに灸を据えたと言われ、健脚の灸のツボとしても知られています。

足三里のお灸はとても気持ちよく、ここに定期的に据えると健康に長生きできると長寿の灸としても昔から親しまれています。

②失眠

足の裏、踵の中央に取ります。

患者さんの話を聞いていると、なかなか眠れない、途中で目が覚めてしまう、という悩みを聞くことが多々あります。本当は時間を気にせず眠くなったら寝て、目が覚めたら起きてしまう、のが良いのですが、規則正しい社会生活を送っているとなかなかそうはいきません。朝は寝坊出来ないし、昼間ウトウトするわけにもいきませんよね。そんな眠りに困っている方にお灸して欲しいのが「失眠」です。ここは熱く感じるまでお灸をたくさん据えると良いです。

③裏内庭

足の第2趾の腹の中心に印を付けて、折り曲げて足底につくところです。

お腹を壊したときに知っておくと安心な奇穴が「裏内庭」です。

ここに左右の足両方に熱く感じるまでたくさん灸を据えると食中毒、食あたり、腹痛、嘔吐、下痢に効果があります。

④魚の目

また、あまり知られてませんが、魚の目にお灸は効果があるので、お悩みの方にはオススメです。これも熱さを感じるまでたくさん据えるのがコツです。

4.おまけ『強情灸』

古典落語に『強情灸』というお話があり、お話の中に「峯の灸」という実在のお灸が出てきます。今も受け継がれており、私も受けてみました。興味のある方はぜひ落語を聞いて、お灸も体験してみたら面白いと思います。

 

【脳卒中後遺症の改善を目指す自主トレ動画はこちら】

https://revive-reha-azamino.com/movie

 

【慢性疼痛などストレッチに興味のある方はこちら】

https://hopeful-life.jp/