お問い合わせ TEL

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

ブログ

【脳梗塞リハビリ】〜脳出血の予防法と治療法について〜

2024/03/01

【脳梗塞リハビリ】〜脳出血の予防法と治療法について〜

 

【脳出血の予防について推奨されること】

1.高血圧症に対して降圧療法が勧められる

(推奨度A   エビデンスレベル高)

2.大量飲酒への節酒および喫煙者への禁煙指導は妥当である

(推奨度B  エビデンスレベル中)

3.血栓塞栓症予防において、脳出血発症リスクを考慮した抗血栓薬選択は妥当である

(推奨度B  エビデンスレベル高)

※脳卒中ガイドライン2021より引用

 

注意事項まとめ

・高血圧

・大量飲酒

・喫煙

 

【一般的な脳出血予防について】

脳出血を予防するためには、健康的な生活習慣を心がけることが重要です。具体的には、以下のようなことが役立ちます:

1.高血圧を管理する

血圧を正常範囲内に保つためには、バランスの取れた食事、適切な運動、ストレス管理などが必要です。

2.健康的な食事

食事は低脂肪、低塩分、高繊維でバランスの取れたものを摂るよう心がけましょう。

3.適度な運動

適度な運動は心臓や血管の健康を維持し、高血圧や肥満などのリスクを軽減します。

4.禁煙

タバコは血管を収縮させ、高血圧や動脈硬化などのリスクを高めますので、禁煙を心がけましょう。

5.適切な体重の維持

肥満は高血圧や糖尿病などのリスク因子となるため、健康な体重を維持することが大切です。

6.アルコールの適量摂取

過度の飲酒は高血圧や脳出血のリスクを増加させるため、適量を守るようにしましょう。

7.ストレス管理

ストレスは血圧を上昇させる可能性があるため、リラックスやストレス解消の方法を見つけることが重要です。例えば、ヨガや瞑想などのリラクゼーション技法を取り入れることが役立ちます。

8.脳卒中のリスクファクターの管理

糖尿病や高コレステロールなどの脳卒中のリスクファクターも脳出血のリスクを増加させる可能性があるため、これらの状態を適切に管理することも重要です。

9.定期的な健康チェック

定期的な健康診断や医師の診察を受けることで、早期に問題を発見し、適切な対策を取ることができます。

10.薬物乱用の防止

違法薬物や過剰な処方薬の使用は脳出血のリスクを高める可能性があるため、薬物乱用を避けることが重要です。

これらの対策を組み合わせることで、脳出血の予防効果を高めることができます。

 

【血圧の管理について】

血圧管理は脳出血を予防する上で非常に重要です。高血圧は脳出血の主要なリスク因子の一つであり、正常な血圧範囲内に保つことが予防に役立ちます。血圧を管理するためには、以下のような方法があります:

1.医師の指示に従う

高血圧やその他の健康問題を持っている場合、医師の指示に従い、処方された薬を定期的に服用することが重要です。

2.健康的な食事

低塩分の食事やバランスの取れた食事を摂ることで、血圧を管理するのに役立ちます。野菜、果物、全粒穀物、健康的な脂肪を含む食品を積極的に摂取しましょう。

3.適度な運動

定期的な運動は血圧を下げるのに役立ちます。有酸素運動(ウォーキング、水泳、サイクリングなど)や筋力トレーニングを組み合わせると効果的です。

4.体重管理

過体重や肥満は血圧を上昇させる可能性がありますので、健康的な体重を維持することが重要です。

5.アルコールの摂取を控える

過度のアルコール摂取は血圧を上昇させることがありますので、適量を守るようにしましょう。

これらの方法を組み合わせて、血圧を管理することで脳出血のリスクを軽減できます。しかし、個々の状況に応じて医師と相談することも重要です。

〜血圧の目標値について〜

血圧の目標値は、一般的には次のようになります:

・収縮期血圧(最高血圧):120mmHg以下

・拡張期血圧(最低血圧):80mmHg以下

ただし、個々の患者によって最適な血圧目標は異なる場合があります。高血圧や他の健康問題を持っている場合、医師は患者の個別の状況やリスクファクターに基づいて、最適な血圧目標を設定します。そのため、血圧管理の目標値は個々の医療プランに基づいてカスタマイズされるべきです。

 

【脳浮腫について】

脳出血後の脳浮腫は、出血後に脳組織やその周囲の脳領域において生じる、脳の浮腫です。脳出血が起こると、出血による圧迫や炎症反応が脳組織にダメージを与え、その結果として浮腫が生じることがあります。この状態は通常、迅速な医療介入が必要であり、脳圧を管理し、脳の機能を保護するために治療が行われます。

〜脳浮腫による症状について〜

脳浮腫による症状は、以下のようなものがあります:

1.頭痛

脳浮腫によって脳の圧力が増加すると、頭痛が生じることがあります。

2.意識障害

脳の圧迫により、意識が混濁したり、昏睡状態になることがあります。

3.呼吸困難

脳浮腫が進行すると、脳幹が圧迫されて呼吸が困難になることがあります。

4.瞳孔の異常

脳圧の変化により、瞳孔が不自然に拡張したり、収縮したりすることがあります。

5.運動障害

脳の特定の領域が圧迫されることで、運動機能に障害が生じることがあります。

これらの症状は、脳浮腫の程度や影響を受けた脳の領域によって異なる場合があります。早期に医療専門家の診断と治療を受けることが重要です。

 

【頭蓋内圧亢進について】

頭蓋内圧亢進の原因はさまざまですが、一般的な原因には以下のようなものがあります:

1.脳浮腫

脳の浮腫は、脳の組織が腫れることで脳圧が上昇し、頭蓋内圧が亢進します。

2.脳腫瘍

脳腫瘍が増大すると、周囲の組織を圧迫して頭蓋内圧が高まることがあります。

3.脳出血

脳内出血や脳外傷などによって血液が脳内に漏れると、圧迫や炎症反応が起こり、頭蓋内圧が上昇します。

4.脳脊髄液循環の障害

脳脊髄液が正常に循環しない場合、脳室内圧が上昇し、頭蓋内圧が亢進します。例えば、水頭症や脳室周囲脳白質軟化症などがあります。

5.脳感染症

脳膿瘍、脳脊髄膿瘍、髄膜炎などの感染症が脳内に炎症を引き起こし、頭蓋内圧が増加することがあります。

これらは一般的な原因であり、他にもさまざまな状態が頭蓋内圧亢進を引き起こす可能性があります。頭蓋内圧亢進の症状がある場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。

 

【高血圧と再発リスクについて】

1.脳出血では血圧のコントロール不良例での再発が多く、慢性期では130/80㎜Hg未満を降圧目標とすることは妥当である

(推奨度B  エビデンスレベル中)

2.脳出血再発リスクが高い場合では120/80㎜Hg未満を降圧目標とした、より厳格な血圧管理を行うことを考慮しても良い

(推奨度C  エビデンスレベル低)

※脳卒中ガイドライン2021より引用

 

【血圧を下げる食べ物】

血圧を下げる助けになる食べ物には、次のようなものがあります:

1.ケールやほうれん草などの緑黄色野菜

カリウムが豊富であり、血圧を下げるのに役立ちます。

2.バナナ

カリウムを多く含み、血圧を調節するのに役立ちます。

3.にんにく

血圧を下げる効果があるとされています。

4.オートミール

食物繊維が豊富であり、血圧を下げるのに役立ちます。

5.アーモンドやくるみ

マグネシウムや健康に良い脂肪が含まれており、血圧を下げるのに役立ちます。

6.キノア

カリウムやマグネシウムが豊富であり、血圧を下げるのに役立ちます。

これらの食品は、バランスの取れた食事の一部として摂取することで、血圧を管理するのに役立ちます。ただし、個々の状況に応じて医師や栄養士と相談することが重要です。

7.イモ類(サツマイモやジャガイモ)

カリウムが豊富であり、血圧を下げるのに役立ちます。

8.リンゴ

ポリフェノールや食物繊維が豊富であり、血圧を調節する助けになります。

9.マグロやサバなどの青魚

オメガ-3脂肪酸が豊富であり、血圧を下げる効果があるとされています。

10.アボカド

カリウムと健康に良い脂肪が含まれており、血圧を下げるのに役立ちます。

11.セロリ

セレニウムやマグネシウムが豊富であり、血圧を下げる効果があるとされています。

これらの食品は、健康的な食生活の一部として摂取することで、血圧の管理に役立ちます。しかし、個々の体質や健康状態によって効果は異なるため、医師や栄養士のアドバイスを受けることが重要です。

 

【高血圧に注意な食べ物】

高血圧に注意すべき食べ物には、以下のようなものがあります:

1.高塩分の食品

食塩を多く含む加工食品やスナック菓子、インスタント食品などは高血圧を悪化させる可能性があります。

2.高脂肪の食品

飽和脂肪やトランス脂肪酸が多く含まれる揚げ物や加工肉、油っこい料理は、動脈硬化を促進し高血圧リスクを高める可能性があります。

3.高糖分の飲料や加工品

砂糖が多く含まれるソフトドリンクやスイーツは、肥満や糖尿病を引き起こし、高血圧を悪化させる可能性があります。

4.飲酒

過度のアルコール摂取は高血圧を引き起こす可能性があります。

5.カフェインを多く含む飲料

過度のカフェイン摂取は一時的に血圧を上昇させることがあります。

これらの食品や飲み物は、高血圧のリスクを増加させる可能性があるため、摂取量に注意する必要があります。バランスの取れた食事と健康的な生活習慣を心掛けることが大切です。

高血圧に注意すべき他の食べ物には、以下のようなものがあります:

6.加工肉

ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉には多くの塩分や飽和脂肪が含まれており、高血圧リスクを増加させる可能性があります。

7.高コレステロールの食品

肉類の内臓部分や皮、エビや貝類などは、コレステロールが多く含まれており、動脈硬化を促進し高血圧リスクを高める可能性があります。

8.缶詰めや加工食品

缶詰めの野菜やスープ、冷凍食品などの加工食品には、塩分や保存料が多く含まれていることがあり、高血圧のリスクを増加させる可能性があります。

9.甘いデザート

ケーキ、クッキー、アイスクリームなどの高糖分のデザートは、肥満や糖尿病を引き起こし、高血圧を悪化させる可能性があります。

これらの食品は、高血圧のリスクを増加させる傾向があるため、摂取を控えるか、できるだけ避けるように努めることが重要です。代わりに、新鮮で自然な食材を中心にしたバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

 

【脳動静脈奇形について】

脳動静脈奇形(Brain Arteriovenous Malformation、略称:AVM)は、脳内の血管が正常なパターンで結合されていない異常な状態を指します。通常、脳の動脈と静脈は、毛細血管を介して繋がっていますが、AVMではこの結合が異常であり、直接的につながっている箇所があります。

AVMは先天性の疾患であり、生まれつきの血管形成の異常によって引き起こされます。AVM自体はまれな疾患ですが、発見されると深刻な合併症を引き起こす可能性があります。AVMが破裂すると、脳出血やくも膜下出血などの重篤な症状を引き起こすことがあります。

脳動静脈奇形はしばしば無症状であり、偶然発見されることがありますが、症状がある場合は頭痛、けいれん、脳卒中の症状などが現れることがあります。

治療法には、手術的切除、放射線療法、塞栓術などがありますが、治療法の選択は症状の重症度やAVMの位置、大きさによって異なります。

 

脳動静脈奇形(AVM)は、一般的には無症状であることが多いため、偶然発見されることがあります。以下の方法で検出されることがあります:

1.偶然の発見

AVMは、他の診断のために行われるMRI(磁気共鳴画像)やCT(コンピュータ断層撮影)スキャンの中で、偶然発見されることがあります。

2.症状の出現

AVMが破裂したり、周囲の脳組織に影響を与えたりすると、頭痛、けいれん、脳卒中の症状などが現れることがあります。これらの症状がある場合は、医師が詳細な検査を行い、AVMを発見することがあります。

3.継承性

一部の場合、家族歴に基づいて、AVMのリスクを評価することがあります。家族にAVMがある場合は、適切な検査を行い、AVMを発見することがあります。

AVMの発見は、特定の症状がある場合や家族歴がある場合には、画像診断や詳細な検査が行われることで行われます。また、偶然発見されることもありますが、その場合でも治療やフォローアップが必要となることがあります。

 

【脳卒中後遺症の改善を目指す自主トレ動画はこちら】

https://revive-reha-azamino.com/movie

【慢性疼痛などストレッチに興味のある方はこちら】

https://hopeful-life.jp/