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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞リハビリ】〜リハビリスタッフの業務について〜

2023/03/25

【脳梗塞リハビリ】〜リハビリスタッフの業務について〜

こんにちは。本日のテーマは理学療法士の業務についてです。

理学療法士の仕事ってどんな事をするの?またリハビリ以外の仕事は?

デスクワークがたくさんあり、書類や記録に追われることもしばしば。よく学生の時の担任の先生に、理学療法士の仕事は意外にも書類の処理が多いぞなんて言われたことを思い出します。

 

病院で働く理学療法士の業務は?

業務1

多くの患者さんがいるため、日々スケジュール管理が重要です。治療時間や患者さんの状態を考慮しながら、適切な治療プログラムを作成する必要があります。

 

業務2

病院内で他の医療スタッフと連携しながら、患者さんの治療計画を進めていきます。特に、医師や看護師との連携は欠かせません。

 

業務3

患者さんの移動や身体介助など、身体的負担が大きな作業を行うこともあります。そのため、自分自身の体力や姿勢管理にも注意が必要です。

 

業務4

患者さんの急変や緊急事態に対処するため、常に冷静な判断力と対応力が求められます。

 

業務5

医療現場では、病気や障害に関する専門用語や知識が多く必要になります。継続的な学習や勉強会などに取り組むことが必要です。

 

業務6

病院内では、患者さんや家族に対するコミュニケーションが非常に重要です。親身になって聴き、適切なアドバイスや情報提供を行うことが求められます。

 

業務7

病院で働く理学療法士は、多様な病気や障害に対応する必要があります。そのため、柔軟な発想力や創意工夫が必要です。

 

業務8

病院での業務には、文書作成や記録、報告書の作成が必要になることがあります。正確な記録を残し、適切な情報共有を行うことが大切です。

 

急性期病院に勤務する理学療法士の業務の特徴は?

1.患者の評価と治療計画の立案

急性期病院では、患者が入院してから退院までの間に短期間で効果的な治療を実施する必要があります。理学療法士は、患者の身体的な問題を評価し、治療計画を立案します。患者の状態や治療の進行に応じて、計画を修正することもあります。

 

2.治療の実施

理学療法士は、患者の治療を実施します。主な治療内容としては、筋力トレーニング、運動療法、呼吸リハビリ、言語療法、バランス・歩行訓練などがあります。治療は、医師や看護師と協力して実施されます。

 

3.患者と家族への教育

治療の進行や自己管理の方法について、患者や家族に教育を行います。患者の退院後も、自宅での治療や運動を続けるためのアドバイスを行います。

 

4.チーム医療への参加

理学療法士は、医師や看護師、栄養士、作業療法士などの医療スタッフと協力して、患者の治療計画を立案し、治療を実施します。

 

5.ドキュメンテーション

治療の内容や進行状況を記録し、チーム医療で共有することで、患者の状態を正確に把握し、治療の効果を評価することができます。

以上が、急性期病院における理学療法士の業務の特徴です。

 

回復期病院に勤務する理学療法士の業務の特徴は?

1.患者の評価と治療計画の立案

回復期病院では、急性期病院よりも長期間にわたって患者の治療を実施する必要があります。理学療法士は、患者の身体的な問題を評価し、治療計画を立案します。継続的に患者の状態を評価し、治療計画を修正することもあります。

 

2.治療の実施

理学療法士は、患者の治療を実施します。主な治療内容としては、筋力トレーニング、運動療法、呼吸リハビリ、言語療法、バランス・歩行訓練などがあります。治療は、医師や看護師、作業療法士、リハビリテーションナースと協力して実施されます。

 

3.日常生活動作の訓練

回復期病院では、患者が日常生活動作を行えるようにすることが重要です。理学療法士は、患者が自分で食事をしたり、入浴したり、服を着たりすることができるように、日常生活動作の訓練を実施します。

 

4.患者と家族への教育

治療の進行や自己管理の方法について、患者や家族に教育を行います。患者の退院後も、自宅での治療や運動を続けるためのアドバイスを行います。

 

5.チーム医療への参加

理学療法士は、医師や看護師、作業療法士、リハビリテーションナースなどの医療スタッフと協力して、患者の治療計画を立案し、治療を実施します。

 

6.ドキュメンテーション

治療の内容や進行状況を記録し、チーム医療で共有することで、患者の状態を正確に把握し、治療の効果を評価することができます。

 

訪問リハビリに従事する理学療法士の業務の特徴は?

 

1.患者の自宅や施設への出張訪問

理学療法士は、患者の自宅や介護施設、病院などを訪問し、治療を実施します。患者の身体的な問題や治療に必要な環境を評価し、治療計画を立案します。

 

2.治療

実施理学療法士は、患者の身体的な問題に合わせた治療を実施します。訪問リハビリでは、主に運動療法や筋力トレーニング、バランス・歩行訓練、日常生活動作の訓練などを行います。

 

3.ご利用者、ご家族へのアドバイス

患者と家族へ教育自宅での治療や介護に必要な知識や技術について、患者や家族に教育を行います。治療の進行や自己管理の方法についても、アドバイスを行います。

 

4.医療スタッフとの連携

理学療法士は、医師や看護師、作業療法士などの医療スタッフと協力して、患者の治療計画を立案し、治療を実施します。治療の進行状況や患者の状態について、チーム医療で共有することで、治療の効果を評価することができます。

 

5.ドキュメンテーション

治療の内容や進行状況を記録し、医療スタッフや保険会社と共有することで、患者の状態を正確に把握し、治療の効果を評価することができます。

 

6.マネジメント

訪問リハビリでは、患者の自宅や介護施設を訪問するため、交通手段やスケジュール管理などが重要になります。理学療法士は、スケジュールの調整や治療器具や備品の管理など、訪問リハビリに必要なマネジメントを行います。

以上が、訪問リハビリにおける理学療法士の業務の特徴です。

 

理学療法士に必要な資質とは?

 

1.ヒューマンスキル

患者とのコミュニケーション能力や思いやり、エンパシー、忍耐力などが必要です。患者の状態や感情に寄り添い、患者に対して安心感を与えることが重要です。

 

2.専門的知識と技術

理学療法士は、身体の構造と機能について深い知識を持ち、患者の症状に合わせた治療プランを立てることが求められます。また、運動療法や筋力トレーニング、歩行訓練などの技術を熟知している必要があります。

 

3.臨床判断力

患者の症状を正確に把握し、適切な治療法を選択する判断力が必要です。また、治療の進行状況を的確に判断し、必要に応じて治療計画を修正する能力も求められます。

 

4.チーム医療能力

医師や看護師、作業療法士、言語聴覚士など、医療スタッフとの協力が必要となるため、チーム医療能力が求められます。患者の状態を共有し、治療計画を立て、情報共有をすることが必要です。

 

5.問題解決力

患者の症状や状態に合わせて治療プランを作成する際に、問題解決能力が求められます。患者の状態に応じて適切な治療法や器具を選択する能力が必要です。

 

6.自己研鑽能力

常に新しい知識や技術にアンテナを張り、自己研鑽することが重要です。新しい治療法や器具、研究結果に目を向け、最新の知識を身につけることが必要です。

 

7.センスは磨くもの

ある研修でのフレーズで「センスは磨くもの」という言葉がありました。ワタシにはとても共感出来る言葉です。

よく「センスがないなど」と口にする方もいますが、はたして最初からセンスがある人はどれぐらいの割合でいるのでしょうか?

それぞれ成長の速度は違えど、目の前の患者さんに真摯に向き合い、少しずつ己を磨いていきましょう。