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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞 リハビリ 寝たきり】褥瘡、体位交換、ADLについて

2023/03/14

【脳梗塞 リハビリ 寝たきり】

 脳梗塞は、脳内の血管が詰まって、脳細胞が死滅する病気です。

脳梗塞の後遺症として、麻痺や言語障害、認知機能の低下などがあります。

これらの症状に対しては、リハビリテーションが必要です。

 

脳梗塞のリハビリテーションには、物理療法、作業療法、言語療法などがあります。

これらの療法は、患者さんの症状や状態に合わせて個別に設計されます。

例えば、麻痺がある場合には、筋力トレーニングやバランストレーニングが行われます。言語障害がある場合には、話し方や聞き取り方のトレーニングが行われます。

 

また、寝たきりの患者さんには、体位変換や筋力トレーニング、日常生活動作のトレーニングなどが行われます。

寝たきりの状態が長く続くと、皮膚の損傷や筋肉の萎縮、肺炎などの合併症が起こりやすくなります。

そのため、適切なリハビリテーションを行い、早期に寝たきりから脱出することが大切です。

 

ただし、脳梗塞の後遺症には個人差がありますので、リハビリテーションの方法や期間は、患者さんの状態に合わせて個別に決定されます。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 寝たきり】日常生活動作

脳梗塞のリハビリテーションには、日常生活動作のトレーニングが含まれます。日常生活動作とは、食事や入浴、着替えなど、日常生活で必要な動作のことです。

 

脳梗塞の後遺症によっては、これらの動作が困難になる場合があります。

例えば、麻痺がある場合には、片手での動作が困難になるため、両手を使っての動作が必要になる場合があります。

また、言語障害がある場合には、指示や説明が理解できないため、動作を行うことが困難になる場合があります。

 

日常生活動作のトレーニングでは、患者さんが実際に日常生活で行う動作を再現し、その動作を繰り返し練習することで、機能の改善を図ります。

例えば、食事のトレーニングでは、食事の準備から食事を終えるまでの全ての動作を行い、片手での動作が困難な場合には、両手を使った動作を練習します。

また、入浴のトレーニングでは、浴槽に入るための移動方法や、身体を洗うための動作を練習します。

 

日常生活動作のトレーニングは、患者さんが自分自身で日常生活を行うための能力を回復させることが目的です。

患者さんの状態に応じて、トレーニングの内容や強度、頻度などを調整することが重要です。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 寝たきり】体位交換

 

脳梗塞のリハビリテーションには、体位交換のトレーニングが含まれます。

体位交換とは、寝たきりの患者さんが同じ姿勢で長時間過ごさないように、定期的に体位を変えることです。

体位交換を行うことで、皮膚の損傷や筋肉の萎縮、肺炎などの合併症を予防することができます。

 

体位交換のトレーニングでは、患者さんが自分自身で体位交換を行うことを目的としています。

患者さんが自分自身で体位交換を行うことで、自立心や身体機能の回復を促すことができます。

 

トレーニングでは、患者さんが体位交換を行うための方法や手順を練習します。

例えば、患者さんが左側に寝たままでいる場合には、右側に寝るためにどのような動作が必要かを練習します。

また、患者さんが体位交換を行う際に、自分の身体の状態を確認し、自己判断で行うことができるようになることも目的としています。

 

トレーニングの内容は、患者さんの状態に合わせて調整されます。

初めは、理学療法士や作業療法士などの専門家がサポートをしながら、体位交換を行います。徐々に、患者さん自身が体位交換を行うことができるようになります。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 寝たきり】褥瘡 

脳梗塞のリハビリテーションには、片麻痺などの後遺症による筋肉の緊張やこわばり(じょくそう)の改善が含まれます。

褥瘡は、筋肉が硬くなり、動かしにくくなる状態を指します。

褥瘡が改善されることで、患者さんの身体機能の改善を促すことができます。

褥瘡の改善には、以下のような方法があります。

 

1.ストレッチング 褥瘡の改善には、筋肉を伸ばすストレッチングが有効です。リハビリテーションでは、専門家が患者さんの筋肉状態を評価し、適切なストレッチング方法を指導します。

 

2.マッサージ 褥瘡の改善には、筋肉をほぐすマッサージも有効です。マッサージによって、筋肉の血流が改善され、じょくそうの緩和が図られます。

 

3.物理療法 電気刺激や超音波、温熱療法などの物理療法も、褥瘡の改善に有効です。これらの療法によって、筋肉の緊張を緩和し、筋肉の柔軟性を改善することができます。

 

4.日常生活での運動 じょくそうの改善には、日常生活での運動も有効です。例えば、軽い散歩やストレッチング、身体を動かす日常生活動作などが、じょくそうの改善につながります。

じょくそうの改善には時間がかかる場合がありますが、リハビリテーションによって適切な方法で対処することで、患者さんの身体機能の改善が期待できます。

 

【じょくそう予防アイテム】

褥瘡予防には、以下のようなアイテムがあります。

  1. ベッドソア予防マット:体圧分散効果があり、皮膚の圧迫を軽減します。
  2. 褥瘡予防クッション:座位の時間が長い場合や、車椅子などで移動する場合に使用します。
  3. 褥瘡予防スプレー:皮膚を清潔に保ち、乾燥を防ぎます。
  4. 褥瘡予防クリーム:皮膚を保湿し、乾燥を防ぎます。
  5. 圧迫療法用品:褥瘡ができた場合に、圧迫療法を行うためのアイテムです。

注意:褥瘡の状態に応じて、適切なアイテムを使用することが重要です。医師や看護師と相談し、適切な処置を受けるようにしてください。

 

【じょくそうの介護用品について】

褥瘡(じょくそう)の方の介護には、以下のような介護用品があります。

  1. 褥瘡予防マット:ベッドや車椅子の座面に敷いて使用します。体圧分散効果があり、皮膚の圧迫を軽減します。
  2. 褥瘡予防クッション:車椅子や座位の時間が長い場合に使用します。座面に敷くことで、体圧を分散し、褥瘡を予防します。
  3. 褥瘡予防シーツ:ベッドに敷くことで、皮膚の圧迫や摩擦を軽減します。防水タイプもあります。
  4. 褥瘡予防スプレー:皮膚を清潔に保ち、乾燥を防ぎます。褥瘡予防に効果があります。
  5. 褥瘡処置用品:褥瘡ができた場合に使用する、洗浄液やドレッシング材料などが含まれます。

注意:褥瘡の状態に応じて、適切な介護用品を使用することが重要です。介護する方や医師や看護師と相談し、適切な処置を受けるようにしてください。