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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞 リハビリ 内容】理学療法、言語療法、ADLについて

2023/03/06

【脳梗塞 リハビリ 内容】理学療法、言語療法、ADLについて

 

 脳梗塞のリハビリテーションは、個人の状況に応じて異なりますが、一般的に以下の内容が含まれます。

身体機能の回復促進:脳梗塞後に身体機能が低下することがあります。理学療法士や作業療法士による運動療法、筋力トレーニング、バランス訓練などを通じて、機能回復を促すことができます。

言語機能の回復促進:脳梗塞後には、言語機能が低下することがあります。言語聴覚士による言語療法を行い、言語機能の回復を促します。

食事や排泄などの日常生活動作の独立性の回復:脳梗塞後、日常生活動作に困難が生じることがあります。作業療法士による訓練を通じて、食事や排泄などの日常生活動作を独立して行えるようにします。

感情や認知機能の回復促進:脳梗塞後、感情や認知機能に変化が生じることがあります。心理士や作業療法士による認知療法、行動療法、認知行動療法などを行い、回復を促します。

家族や介護者の支援:脳梗塞後は、家族や介護者の支援が必要な場合があります。リハビリテーションチームによる支援や教育を通じて、家族や介護者の負担を軽減することができます。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 内容】理学療法

脳梗塞のリハビリテーションにおける理学療法の主な目的は、身体機能の回復を促進することです。脳梗塞の後遺症には、片麻痺、筋力低下、バランス障害、歩行障害などがあります。理学療法士は、これらの障害を改善するために以下のような治療を行います。

 

  • 運動療法:個人の状態に合わせて、筋力、関節可動域、協調運動、バランス、歩行能力などを改善するために、様々な運動を行います。具体的には、筋力トレーニング、ストレッチ、可動域運動、バランス訓練、歩行訓練などがあります。

 

  • 機能訓練:日常生活動作の独立性を回復するために、個人の状態に合わせて、食事や着替えなどの日常生活動作の訓練を行います。

 

  • 支援具の選定や装着:歩行用の支援具、車椅子などの適切な支援具の選定や装着を行い、身機能の回復を促します。

 

  • 疼痛管理:痛みがある場合には、疼痛管理のための理学療法も行います。マッサージや温熱療法、電気療法などを行い、痛みの緩和を図ります。

 

  • 機能訓練プログラムの作成:リハビリテーションチームと連携して、個人の状態に合わせた機能訓練プログラムを作成し、継続的なリハビリテーションを行います。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 内容】言語療法

脳梗塞のリハビリテーションにおける言語療法の主な目的は、コミュニケーション能力の回復を促進することです。

脳梗塞の後遺症には、言語障害、読み書き障害、認知障害などがあります。

言語療法士は、これらの障害を改善するために以下のような治療を行います。

  • 話し方のトレーニング:発声、発音、節制、リズム、語彙などをトレーニングし、話し方の改善を図ります。

 

  • 聞き取りのトレーニング:聴覚刺激を用いて、聞き取り能力を向上させるトレーニングを行います。

 

  • 読み書きのトレーニング:文章の理解、読み上げ、文章作成、書字、文字認識などのトレーニングを行い、読み書き能力を向上させます。

 

  • 言語療法による認知機能の回復:言語療法は、認知機能の回復にも効果があります。

 

 

  • 例えば、記憶力や注意力、問題解決力などの認知機能の回復を促すために、言語療法士は、様々な認知トレーニングを行います。

 

  • コミュニケーションのトレーニング:言葉だけでなく、身振りや手振り、絵カードなどを用いて、コミュニケーション能力を向上させます。また、コミュニケーションに必要なスキル、例えば会話の開始・終了などのトレーニングも行います。

 

  • 機能訓練プログラムの作成:リハビリテーションチームと連携して、個人の状態に合わせた機能訓練プログラムを作成し、継続的なリハビリテーションを行います。

 

【脳梗塞 リハビリ 内容】日常生活動作

脳梗塞のリハビリテーションにおいて、日常生活動作のトレーニングは非常に重要です。

脳梗塞の後遺症には、運動障害や感覚障害、平衡感覚の障害などがあります。

日常生活動作のトレーニングは、これらの障害を改善し、生活の質を向上させるために行われます。

 日常生活動作のトレーニングには、以下のようなものがあります。

 起床・就寝時のトレーニング:起き上がりや寝返り、ベッドの中での回転、起き上がりの姿勢などをトレーニングし、自立した起床・就寝を目指します。

 歩行のトレーニング:歩行時の姿勢、歩幅、歩行速度、歩行距離、歩行時のバランスなどをトレーニングし、歩行の自立を目指します。

 腕・手のトレーニング:腕や手の筋力、手指の動き、グリップ力などをトレーニングし、自立した食事、着替え、入浴などの日常生活動作を目指します。

 認知機能のトレーニング:日常生活に必要な認知機能、例えば時間の認識、買い物や料理の計画・実行、電話の取り扱いなどをトレーニングし、自立した生活を目指します。

 日常生活動作の総合トレーニング:日常生活に必要な動作を総合的にトレーニングし、自立した生活を目指します。例えば、食事の用意・食事・後片付けを行うトレーニングや、入浴や着替えなどのトレーニングがあります。

 

これらのトレーニングは、患者さんの状態に合わせて個別に設計されます。また、リハビリテーションチームとの連携も重要であり、継続的なトレーニングを行うことで、日常生活動作の自立を目指します。