【脳梗塞リハビリ 自費】〜自費リハビリとは?保険との違いから費用まで素朴な疑問にお答えします〜
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【脳梗塞リハビリ 自費】〜自費リハビリとは?保険との違いから費用まで素朴な疑問にお答えします〜
こんにちは。今回は自費リハビリについてご紹介します。筆者も自費リハビリの現場に立つようになり約1年が過ぎようとしています。
今まで、医療保険や介護保険でのリハビリの経験はありましたが、自費は初めて。最初はなぜ?非常に抵抗がありました。
なぜ自費なのか?病院や施設とは何が違うの?時間は?対応は?
当初は右も左も分からないことだらけ。ただやっていくうちに、リハビリ日数の期限が過ぎた方や、まだまだ改善をあきらめない方々などを目の当たりにし、筆者のマインドも少しずつ変わってきました。
日々ご利用者様から、教わることの方が多く、考えさせられることばかりですが、少しでも自費リハビリを知っていただけたら幸いです。
自費リハビリとは?
自費リハビリとは、医療保険などの公的な保険制度には含まれていないリハビリテーションサービスを、自分で費用を負担して受けることです。
一般的に、公的な保険制度では、疾患や障害に対する必要なリハビリテーションサービスは一定の範囲で提供されますが、それ以上のリハビリテーションが必要な場合や、より高度なリハビリテーションを受けたい場合には、自費でリハビリテーションサービスを受けることができます。
自費リハビリには、理学療法、作業療法、言語療法などが含まれます。また、スポーツクラブやフィットネスクラブなどで提供されているトレーニングやストレッチなどのプログラムも、一部の人にとっては自費リハビリとして利用される場合があります。
保険リハビリと自費リハビリの違い
保険リハビリと自費リハビリの主な違いは、支払いの責任と範囲にあります。
保険リハビリは、医療保険や社会保険などの公的な保険制度に加入している場合に、その保険に含まれる範囲内でリハビリテーションサービスを受けることができます。
つまり、保険に加入している期間や条件を満たしていれば、自己負担額がある場合を除いて、基本的に無料または低額でリハビリテーションサービスを受けることができます。
一方、自費リハビリは、保険制度に含まれないリハビリテーションサービスを、自分で費用を負担して受けることになります。
自費リハビリは、保険に含まれない範囲のリハビリテーションサービスや、保険には含まれるが、より高度なリハビリテーションサービスを受ける場合に利用されます。
また、保険リハビリは医療従事者が判断し、医師の処方箋が必要な場合がありますが、自費リハビリは自己判断で利用することができます。
ただし、自費リハビリを受ける際には、専門的なリハビリテーションサービスを提供する施設や専門家を選ぶことが重要です。
自費リハビリの期間と費用
自費リハビリの期間や費用は、症状の程度やリハビリの目的、リハビリプログラムの内容などによって異なります。
一般的に、自費リハビリは1回あたり30分から60分程度のセッションを数回行うことが多く、週に1回から数回のペースで行われます。リハビリの期間は数週間から数ヶ月、長期化する場合もあります。
費用については、リハビリの種類や回数、施設によって異なりますが、1回あたり数千円から数万円程度が一般的です。
また、自費リハビリには保険が適用されないため、全額自己負担となる場合がほとんどです。
ただし、一部の施設では、医師の診察を受けた上で自費リハビリを受けることができる場合があります。
この場合、自費診療報酬制度が適用され、保険外診療として一部が保険適用となる場合もあります。
自費リハビリの期間や費用については、個人差がありますので、自分の症状や目的に合わせて、事前に担当医師や専門家と相談することが重要です。
なぜ自費リハビリなのか
自費リハビリを選択する理由はいくつかあります。
まず、公的な保険制度に含まれている範囲のリハビリテーションサービスでは、十分な治療やリハビリができない場合があります。
自費リハビリを受けることで、より高度なリハビリテーションサービスを受けることができ、治療やリハビリの効果を高めることができます。
また、公的な保険制度に含まれていないリハビリテーションサービスを必要とする場合には、自費リハビリを選択する必要があります。
例えば、特定のスポーツやレクリエーションをするためのトレーニングや、趣味のためのリハビリテーションを受ける場合などが挙げられます。
また、自費リハビリを利用することで、治療やリハビリのスケジュールや内容を自分で決めることができるため、自分に合ったリハビリテーションを受けることができます。
ただし、自費リハビリを選択する場合には、費用がかかることを念頭に置いておく必要があります。また、専門的なリハビリテーションサービスを提供する施設や専門家を選ぶことが重要です。
自費リハビリのメリットとデメリット
自費リハビリのメリットとデメリットについては以下の通りです。
【メリット】
1.より高度なリハビリテーションが受けられる:公的な保険制度に含まれていない、または十分な治療やリハビリができない場合でも、自費リハビリを利用することで、より高度なリハビリテーションを受けることができます。
2.スケジュールや内容を自分で決めることができる:自費リハビリを利用することで、治療やリハビリのスケジュールや内容を自分で決めることができます。自分に合ったリハビリテーションを受けることができます。
3.リハビリテーションの効果を高めることができる:より高度なリハビリテーションを受けることで、治療やリハビリの効果を高めることができます。
【デメリット】
1.費用がかかる:自費リハビリは、公的な保険制度に含まれないため、自分で費用を負担する必要があります。高額な費用がかかることもあります。
2.医師の判断や指示が必要な場合がある:自費リハビリを受ける際には、医師の判断や指示が必要な場合があります。医師に相談してから自費リハビリを受けることが望ましいです。
3.専門的な知識や技術が必要な場合がある:自費リハビリを提供する施設や専門家は、専門的な知識や技術が必要となります。信頼できる施設や専門家を選ぶことが重要です。
国が推奨する保険外事業
日本では、国が推奨する保険外事業として、以下のようなものがあります。
1.自費診療報酬制度:先述した通り、公的な保険制度に含まれない治療やリハビリを提供する医療機関が、その治療やリハビリに必要な費用を患者から受け取ることができる制度です。
2.在宅医療:在宅で医療を受けることができる制度です。在宅での医療を受けることにより、入院や通院の負担を軽減することができます。
3.福祉用具貸与制度:福祉用具を貸し出す制度です。身体的な障害や病気などの理由で日常生活に支障をきたす人に、車いすや歩行器などの福祉用具を貸し出しています。
4.自立支援医療:病気や障害がある人が、自己負担で利用できる医療制度です。入院や通院などの負担を減らし、自立した生活を支援することを目的としています。
5.介護保険外サービス:介護保険制度に含まれない介護サービスを提供する制度です。介護保険制度に含まれないサービスには、自宅での食事の提供、掃除、洗濯などが含まれます。
これらの保険外事業は、公的な保険制度に含まれない分野で、自分や家族の健康や福祉のために利用することができます。
ただし、それぞれには利用条件や費用がありますので、詳細については各制度の該当部署にお問い合わせください。
自費リハビリ施設の探し方
- インターネット検索 自費リハビリ施設を検索エンジンで検索し、施設名や口コミ、評価などを確認することができます。
- 医師の紹介 自分の症状やニーズに合った自費リハビリ施設を紹介してくれる医師がいる場合がありますので、医師に相談してみることをお勧めします。
- 専門家の紹介 理学療法士や作業療法士などの専門家に相談して、自費リハビリ施設を紹介してもらうことができます。
- マッチングサイト 自費リハビリ施設をマッチングするサイトがある場合がありますので、利用してみることをお勧めします。
自費リハビリ施設を選ぶ際には、施設の設備やサービス、スタッフの資格や経験、費用などを比較するこが重要です。
また、施設によっては、無料のカウンセリングや体験セッションを提供している場合がありますので、事前に確認してみることもお勧めします。
自費リハビリ施設は増えていく?減っていく?
現在のところ、自費リハビリ事業が衰退する傾向は見られていません。
むしろ、需要の増加や施設の増加に伴って、自費リハビリ事業は繁栄する可能性があります。
自費リハビリ事業が繁栄する理由としては、医療保険制度の範囲外であるため、必要な治療やリハビリテーションを受けるために自費で支払うことが必要であることが挙げられます。
また、健康意識の高まりや介護予防の需要が増加していることも、自費リハビリ事業が繁栄する要因となっています。
ただし、自費リハビリ事業は市場原理が働くため、施設間の競争が激化する可能性もあります。
また、施設によっては、提供するサービスや価格の設定に課題がある場合もあります。そのため、適切な価格設定やサービスの質の向上に取り組むことが求められています。
おわりに
リバイブあざみ野では「諦めない人の力になりたい」をスローガンに、全力で皆様をお支え致します。