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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞 リハビリ 効果】歩行、ROM、装具の基本

2023/02/26

【脳梗塞 リハビリ 効果】歩行、ROM、装具の基本

脳梗塞(のうこうそく)は、脳の血管が詰まって起こる脳の損傷です。リハビリテーションは、脳梗塞後の機能回復に向けた大切な治療の一つです。脳梗塞リハビリテーションの効果については以下のようなものがあります。

 

機能回復:脳梗塞のリハビリテーションにより、損傷した脳の部位を刺激し、機能回復を促進することができます。例えば、運動機能や言語機能、認知機能などが改善されることがあります。

生活の質の改善:脳梗塞後には、生活の質が低下することがあります。リハビリテーションにより、自立した生活を送るための能力を回復することができ、生活の質が向上することが期待されます。

再発予防:脳梗塞は再発のリスクが高く、脳梗塞後のリハビリテーションにより、再発予防につながる生活習慣や対策を学ぶことができます。

ただし、リハビリテーションの効果は、患者の症状やリハビリテーションの種類、回数、期間などによって異なります。専門の医師やリハビリテーションスタッフと相談し、個別のプランを作成することが大切です。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 効果】歩行について

脳梗塞のリハビリテーションにおいて、歩行訓練は非常に重要な要素の一つです。脳梗塞による片麻痺やバランス障害などで歩行が困難になっている場合、リハビリテーションによって歩行機能を改善し、日常生活での自立を促進することができます。

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具体的な歩行訓練には以下のようなものがあります。

○スタンディングバランス:まずは立った状態でのバランスを取る練習から始めます。バランスボールを使ったトレーニングや片足立ちなど、様々な方法でスタンディングバランスを改善することができます。

○歩行訓練:歩行訓練には、平行棒や杖を使った訓練があります。まずは杖を使って片足ずつ歩く練習から始め、徐々に杖を外して歩行距離を延ばす訓練を行います。

○ステップアップ/ダウン:段差のある場所での歩行訓練を行います。まずは低い段差から始めて、徐々に高い段差に挑戦していきます。 

○歩行速度の向上:歩行速度を向上させる訓練を行います。障害物を設置して、それを避けながら歩行する練習や、歩行速度を測定しながら徐々にスピードを上げる訓練などがあります。

 

 

【脳梗塞 リハビリ 効果】可動域訓練

脳梗塞のリハビリテーションにおいて、可動域訓練も重要な要素の一つです。脳梗塞による片麻痺や筋肉の硬直、関節の拘縮などがある場合、可動域訓練によって関節の可動域を改善し、日常生活での動作や姿勢の改善を促進することができます。

 

具体的な可動域訓練には以下のようなものがあります。

関節可動域訓練:関節を動かす訓練を行います。たとえば、肩関節の可動域を改善するために、壁を使ったストレッチや軽い重りを持ち上げる練習を行います。

 

筋肉のストレッチ:筋肉を伸ばすストレッチを行います。たとえば、ハムストリング(大腿裏筋群)のストレッチを行うことで、足を伸ばす動作がスムーズになります。

 

拘縮解消訓練:関節の拘縮を緩和するための訓練を行います。たとえば、手首の拘縮がある場合には、手首を徐々に伸ばす訓練や、手首で円を描くように動かす訓練を行います。

 

可動域の維持:可動域を維持するために、日常生活でのストレッチや関節運動を取り入れることが大切です。定期的にリハビリテーションセンターでの訓練を受けることも効果的です。

可動域訓練は、個人の状態や進捗に合わせてカスタマイズされたプログラムが必要です。

 

 

 

【脳梗塞 リハビリ 効果】装具

脳梗塞のリハビリテーションにおいて、装具を使用することがあります。装具は、身体の一部を支えたり、保護したりするために使用されます。脳梗塞によって引き起こされる片麻痺や筋肉の弱さ、関節の拘縮などに対して、装具を使うことで運動を補助し、日常生活の動作をサポートすることができます。

 

以下は、脳梗塞のリハビリテーションにおける代表的な装具の種類です。

○手根骨トレー:手首の拘縮を防止し、手首を安定させるために使われます。

○肘関節装具:肘の拘縮を防止し、肘を支えるために使用されます。

○腕部装具:腕を支えるために使用されます。腕の筋肉が弱く、腕が上がらない場合に使用されます。

○膝関節装具:膝の拘縮を防止し、膝を支えるために使用されます。歩行時の安定性を高めることができます。

○足関節装具:足首の拘縮を防止し、足首を安定させるために使用されます。歩行時の安定性を高めることができます。

○フットアンクルオーソスティック(FAO):足首の拘縮を防止し、足首を安定させるために使用されます。歩行時の安定性を高めることができます。

○フットアンクルスプリント(FAS):足首の拘縮を防止し、足首を支えるために使用されます。歩行時の安定性を高めることができます。

 

装具は、個人の状態や進捗に合わせて専門の医師やリハビリテーションスタッフが選定します。