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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【脳梗塞 リハビリ入院費用】病気になったときに慌てないために!入院費用はどれくらいかかる?

2023/02/10

【脳梗塞 リハビリ入院費用】病気になったときに慌てないために!入院費用はどれくらいかかる?

脳血管疾患はある日突然訪れます。そのときになって慌てないように、入院機関や費用などどのくらいかかるのかを知りたいと思い記事をまとめました。

【脳梗塞 リハビリ入院費用 動画】

【脳梗塞 のリハビリ入院費用】

1.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】脳梗塞の平均入院期間

脳梗塞(脳血管疾患)の平均在院日数は、78.2日です。3ヶ月近くも、入院していることが分かります。脳梗塞での入院は、ほかの疾患より長い日数になる傾向にあることがわかります。

出典:厚生労働省「– 11 – 3 退院患者の平均在院日数等」

 

2.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】脳梗塞の入院期間と費用

1日あたりの医療費1 入院 51,000
退院者在院期間2 平均 21.9
手術あり 18.2
手術なし 25.6
入院時の総医療費
=×
1,116,900
入院費用 3割負担の場合 1日あたりの費用
×0.3
15,300
めやす窓口支払総額
×0.3
335,100
高額療養費制度
を適用した場合
めやす自己負担総額3
(一般所得・70歳未満)
88,600

厚生労働省「医療給付実態調査 平成30年度」「患者調査 平成29年」

1 入院時の差額ベッド代などは含まれません。

2 平均値は、手術ありと手術なしの単純平均。

3 高額療養費制度を適用した場合の金額は、平均入院日数と医療費を元に、月初(1日)から入院したと仮定し、「区分ウ 標準報酬月額28万~50万円の方・70歳未満」の条件で計算しています。また、4ヶ月以上入院の場合には、4ヶ月目以降の限度額を44,400円としています。差額ベッド代や食事代、先進医療の費用など健康保険の対象にならない費用は含まれません。詳細は、高額療養費計算を参照ください。

上記表内の各金額は、算出された値を10円単位で四捨五入した金額です。あくまで目安としてご覧ください。

 

入院費用は、あくまで一般的にかかる費用です。治療法や入院期間によって、費用が異なる場合があります。特に、脳梗塞での入院は、入院日数が延びることがあるため、費用も高額になります。

 

3.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】障害部位や重症度

(1)障害部位や重症度

脳梗塞の入院期間は、脳梗塞で障害された脳の部位や範囲によって、ことなります。軽症の場合は、1014日程度の入院が一般的です。重症の場合は、症状改善のため、リハビリテーションの必要があります。そのため、入院期間が長期化することもあります。

 

(2)年齢(高齢者)

年齢が高くなるほど、入院期間は長くなる傾向があります。身体機能の回復が、遅延傾向にあるためです。平成29年の平均入院日数によると、全体平均では29.3日です。しかし、75歳以上の平均入院日数は43.6日と、平均から見ると長くなります。高齢になってから入院すると、かなり長い期間、入院が必要になる恐れがあります。

出典:厚生労働省「– 11 – 3 退院患者の平均在院日数等」

 

4.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】脳梗塞後のリハビリテーション

 

脳梗塞後のリハビリテーションは、以下のものがあります。

 

急性期リハビリ

回復期リハビリ

維持期リハビリ

 

(1)急性期リハビリ

急性期リハビリは、発症直後から2週間の間に行われるリハビリのことです。主に離床訓練、機能回復訓練、ADL訓練、摂食、嚥下訓練などが行われます。急性期リハビリは、早期開始が重要になります。寝たきりの期間が長くなると、体力の低下や筋肉が固まったり、拘縮が起きる恐れがあるためです。

 

(2)回復期リハビリ

回復期リハビリは、発症から36ヶ月の間に行われるリハビリのことです。回復期病院へ転院して行うリハビリで、自宅退院に向けた動作訓練などが中心になります。回復期病院でのリハビリは、利用制限があります。脳梗塞の場合は150日、高次脳機能障害を伴う重度脳血管障害の場合は180日が上限です。

 

(3)維持期リハビリ

維持期リハビリは、回復期リハビリが終了して以降に行う、リハビリのことです。自宅でのリハビリや訪問リハビリ、デイサービスでのリハビリなどがあります。内容は、実際の生活環境に合わせたリハビリが中心になります。麻痺した能力を回復する訓練や、麻痺していない側を利用した、生活能力を高める訓練が特徴です。

 

5.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】脳梗塞発症3カ月後の身体・生活の状況は?

 

厚生労働省の調べによると、全体の69%の方が、mRS0−2」の軽度の障害です。残りの31%の方は、何らかの介護が必要な状態になっています。生活場所については、全体の64%の方が、自宅で生活しています。リハビリ病院や施設など、介護が必要な生活を送っている方は、全体の21%です。脳梗塞発症後に、自宅退院している割合が最も多くなっています。

出典:厚生労働省「図表1-2-6 脳卒中患者(18-65歳)の予後」

日本版modified Rankin ScalemRS)判定基準書 modified Rankin Scale 参考にすべき点

0 まったく症候がない 自覚症状および他覚徴候がともにない状態である

1 症候はあっても明らかな障害はない: 日常の勤めや活動は行える 自覚症状および他覚徴候はあるが、発症以前から行って いた仕事や活動に制限はない状態である

2 軽度の障害: 発症以前の活動がすべて行えるわけではないが、自分の 身の回りのことは介助なしに行える 発症以前から行っていた仕事や活動に制限はあるが、日 常生活は自立している状態である

3 中等度の障害: 何らかの介助を必要とするが、歩行は介助なしに行える 買い物や公共交通機関を利用した外出などには介助*を 必要とするが、通常歩行、食事、身だしなみの維持、 トイレなどには介助*を必要としない状態である

4 中等度から重度の障害: 歩行や身体的要求には介助が必要である 通常歩行、食事、身だしなみの維持、トイレなどには 介助*を必要とするが、持続的な介護は必要としない状 態である

5 重度の障害: 寝たきり、失禁状態、常に介護と見守りを必要とする 常に誰かの介助*を必要とする状態である

6 死亡

*介助とは、手助け、言葉による指示および見守りを意味する。歩行は主に平地での歩行について判定する。なお、歩行のための補助具(杖、歩行器)の使用は介助には含めない。 (van Swieten JC, Koudstaal PJ, Visser MC, Schouten HJ, van Gijn J. Interobserver agreement for the assessment of handicap in stroke patients.  Stroke 198819604-607) (篠原幸人,峰松一夫,天野隆弘,大橋靖雄:mRS信頼性研究グループ.modified Rankin Scaleの信頼性に関する研究-日本語版判定基準書および問 診表の紹介.脳卒中 2007296-13) (Shinohara Y, Minematsu K, Amano T, Ohashi Y. Modified Rankin Scale with expanded guidance scheme and interview questionnaire: Interrater agreement and reproducibility of assessment. Cerevrovasc Dis 200621271-278

 

6.【脳梗塞 リハビリ 入院費用】脳梗塞入院治療費のまとめ

脳梗塞の入院治療費の要点をまとめると以下の通りです。

 

・脳梗塞の一般的な入院期間は、78.2

・リハビリには、急性期リハビリ、回復期リハビリ、維持期リハビリがある

・入院費用は1日あたり約51000円

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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