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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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半側空間無視のリハビリのエビデンス(医学的根拠)は?【プリズム眼鏡、鏡、経頭蓋直流電気刺激、反復性経頭蓋磁器刺激など】

2022/10/19

今回は半側空間無視のリハビリについて話していきます。

半側空間無視のリハビリは多種ありますが、エビデンスレベルとしてはどうなのか?

を「2021年 脳卒中ガイドライン」から抜粋して話していきます。

【自己紹介】

私は脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野で理学療法士をしております鈴木と申します。

このブログでは、脳梗塞、脳出血などのリハビリ、脳の雑学などを話していきます。

よろしくお願いします。

 

【半側空間無視とは?】

どちらか、片方の空間にある物を認識できにくい状態です。 

半盲(半分が見えていない状態)と違い、見えているのだけど、認識されない状態のことを言います。

半盲ですと、首を見えていない側に動かすと見えるようになりますが、

半側空間無視ですと、首、頭を動かしても、あまり認識はされにくいです。

右半球を損傷した方の約4割に合併する症状で、ほとんどが左麻痺の方に現れます。

なぜかと言いますと、左大脳半球は右側の空間認知を司っていますが、右大脳半球は左右の空間認知も司っており、

左大脳のみの損傷ですと、右大脳で空間認知は完全とは言いませんが、されるからです。

 

【半側空間無視のリハビリテーション】

まず半側空間無視でのリハビリテーションで一般的なものは

①視覚探索訓練

無視して認識しにくい空間を探してもらう

②プリズム眼鏡を使用したリハビリテーション

視野を右に偏倚させるプリズムメガネによって目標点が実際より右にずれて見え、手を伸ばす動作などを行い、目標地点まで正確に伸ばせるようにリハビリを行う

③鏡、ビデオを使ったリハビリテーション

鏡を使って、認識しにくい無視側を鏡に映して認知させていく方法

ビデオも同様で、ビデオ撮影をして、認識しにくい状態だということを、フィードバックしていく

④冷水、振動、電気刺激

無視側に刺激を加えることで、感覚をあげて、認知しやすくする

などがあります。

あとは、高度な機器が必要なリハビリテーションとしては

①反復性経頭蓋磁器刺激

②経頭蓋直流電気刺激

が、あります

【エビデンスとは?】

先にエビデンス、医学的根拠と呼ばれるものの説明します。

エビデンスは推奨度とエビデンスレベルの2つで説明されておりまして、推奨度、エビデンスレベルが高いと、様々な信用のある研究で成果を出していると言えます。

しかし、それと同時に有効性が高い施術でも、研究している人が少ない、研究数が少ないなどで、医学的根拠がないと言われている施術もあります。

ですので、一概にエビデンスがあるからと言って、より良い施術というわけでもないのですが、

1つの考える材料としては有用なので、話していきます。

 

【推奨度B エビデンスレベル中のリハビリ】

①反復性経頭蓋磁器刺激

②経頭蓋直流電気刺激

③視覚探索訓練

④プリズム眼鏡

(エビデンスレベル中 重要な複数のエビデンス、観察研究で非常に強いエビデンスがあるが、さらなる研究で評価が変わる可能性がある

推奨度 B 行うことは妥当)

 

【推奨度c エビデンスレベル中のリハビリ】

⑤鏡を使ったリハビリ

⑥冷水、振動、電気刺激

(エビデンスレベル低  体系化されていない、効果の推定値は不確実である

推定値c  考慮しても良い。効果は未定)

という結果でした。

つまり、

①~④までのほうが推奨度もエビデンスレベルも高く効果が見られている。

⑤、⑥は、推奨度、エビデンスレベルはあるにはあるが、あまり高くない。

ということです。

 

①~④の中では、③、④あたりが日常生活でもリハビリをしやすいメニューにはなります。

【日常生活訓練と組み合わせる!】

あとは、別の研究、エビデンスではありますが、半側空間無視単体のリハビリだと、改善した分の日常生活は改善しますが、より日常生活を不自由が少なくするためには、

半側空間無視のリハビリテーションだけでなく、日常生活のリハビリテーションも同時に行っていくとよいとされています。

ですので、普段の生活に結び付けながらのリハビリを行うとよいです。

 

【当施設でのリハビリ】

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野では、言語聴覚士や作業療法士がおりませんが、感覚の入力をメインでリハビリを行うことも可能です。感覚の入力のリハビリは推奨度、エビデンスレベルは低く出てしまいましたが、無視側の感覚の入力を良くしていくことを単体で行うだけでなく、視覚探索のリハビリと併用していくと効果は増しやすくなります。

また、今回こういったエビデンスをあげましたが、その方それぞれの生活や機能、能力がありますので、その人それぞれのリハビリは必要になってきます。

もし、お困りの方がいらしたら、一度、体験で有効な手段を一緒に探っていければと思います。

【終わりに】

利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。

『あきらめない人の力になりたい!』

今日も頑張っていきます!!!

まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。

リハビリサービス体験プログラム

少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。

理学療法士 鈴木