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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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VOL.32 脳内の髄液の流れ ~長兄small talk~

2022/10/12


こんにちは長兄です。ここ横浜(あざみ野)も随分と涼しくなり、秋を通り越して冬に近いのでは?という日もしばしば。季節の変わり目は体調の変化にお気を付け下さい。ちなみに私事で恐縮ですが、数年前の今頃に帯状疱疹に罹患しました。朝起きてシャワー浴びた後、着替えようとした際に右脇腹あたりに赤いポツポツが4つほど。うーん何か痛いしなぁ。近くの皮膚科に行ったら「帯状疱疹ですね」とあっさり。院内のパンフレットには50代が多いと書いてあったがその当時はまだばりばりの30代。疲れていたのか?ストレスか?色々重なったのか?まあ何にせよ規則正しい睡眠や食事、疲れやストレスを溜め込みすぎない等が大事なのかな(当たり前ですが)。

さて、今回は「脳内の髄液の流れ」お話です。

脳では1日500㎖もの髄液が新たに作られ絶えず循環しながら、脳内の空間を満たしている。脳内を巡った液は、最後に静脈洞へと吸収される。

【クモ膜下腔を流れ静脈洞に吸収される】
脳室と脊髄を満たしている脳脊髄液(髄液)は常に循環し入れ替わっている。
側脳室で産生された髄液は第三脳室へと流れ、第三脳室で産生された髄液とともに第四脳室へ向かう。第四脳室には、正中口(マジャンディー孔)と左右1対の外側口(ルシュカ孔)があり、クモ膜下腔につながっている。髄液はこの孔からクモ膜下腔に流れ、脳表面と脊髄内を循環する。
 循環を終えた髄液は静脈洞内の静脈血中に入ったのち、内頸静脈に送り出される。
 髄液が静脈洞へと入るためには、クモ膜顆粒という特殊な組織を通る。クモ膜顆粒とは、クモ膜の一部が硬膜を貫き、静脈洞内にきのこ形に突出したもので、大脳縦裂に沿って頭蓋表面を走る上矢状静脈洞にとくに多い。

【診断のために髄液を採取することも】
 脳や脊髄の病気の診断に、髄液検査を行うことがある。脳や脊髄に炎症や腫瘍、出血などの異常があると、髄液の組成が変化することがあるからである。
 髄液を採取する方法にはいくつかあるが、もっとも一般的なのは、腰椎穿刺である。腰部の脊髄(腰椎)に針を刺し、腰部クモ膜下槽まで針を進め、髄液を採取する。
 ただし、腰椎穿刺は、病状によってはおこなうことができない。たとえば頭蓋内圧が亢進しているような場合は、穿刺によって脳ヘルニアを起こし、延髄の生命維持中枢が圧迫される可能性がある。
 こうした場合は、延髄背側と小脳下面にある小脳延髄槽(大槽)という部位に針を刺す、後頭下穿刺という方法で検査を行う。
【髄液の組成の特徴】
1. 無色透明で血漿に似ている
血液中の血液成分(赤血球、白血球、血小板)以外を血漿という。髄液は一見すると血漿に似ているが、タンパク質を含む血漿と異なり、ほとんどタンパク質を含まない。

2. 血液組成の変化に影響されにくい
全身の血液と髄液の間には血液髄液関門があり、髄液に流入できる物質には制限がある。そのため全身の血液の組成に変化が起こっても、脳には影響が及びにくい。

3. 常に一定方向に循環する
脳室→クモ膜下腔→静脈洞という流れで常に循環し逆流することはない。そのため脳内で有害な代謝物が発生しても、それを速やかに取り込み除去することができる。

【髄液の循環のしくみ】
髄液は脳室の脈絡叢で産生され、各脳室を循環したのち、クモ膜下腔にたどり着く。その後、下矢状静脈洞などのさまざまな静脈洞に吸収され、やがて脊柱管の静脈叢に合流する。
クモ膜下腔のうち、とくに広くなっている部分をクモ膜下槽(脳槽)という。クモ膜下出血を起こすと、これらの槽に血液が溜まっている様子が画像検査で見てとれる。





参考文献
ぜんぶわかる 脳の辞典:p58,59  成美堂出版