パーキンソン病、症候群の方も施術します!パーキンソン病って何??
目次
当施設ではパーキンソン病、パーキンソン症候群の方も施術します。
こんにちは!脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野の理学療法士の鈴木です!
当施設で行っているリハビリはパーキンソン病、パーキンソン症候群の方も施術対象になるわけですが、
今回はパーキンソン病ってそもそも何ということで話していきます!
ですので、この記事を読むことで、
- パーキンソン病とは?
- どんなリハビリを行うの?
ということがわかります。
1.「パーキンソン病」とは?
【主な症状】
- 振戦(ふるえ):本人の意志とは関係なく、手足が震える。
- 動作緩慢:動きがゆっくりになる。
- 筋強剛(筋固縮):関節を動かそうとすると、固まって、抵抗感が強くなる。
- 姿勢保持障害:姿勢が崩れた時に、戻すことが難しい。歩いていて、姿勢を戻せず、そのまま突進してしまう。また、すくみ足という足を1歩出そうと思っても出しにくくなる。
- 精神症状:気分が落ち込んだ状態が続く。意欲が下がってしまう。
こちらだけではないのですが、主にこういった症状が起こる病気です。パーキンソン病と、パーキンソン症候群は違う病気で、
パーキンソン病は、脳の中でドーパミンが減ることで起こる病気。
パーキンソン症候群は、高齢やその他の病気などで、パーキンソン病ではないけども、パーキンソン病のような症状を引き起こしていることを言います。
どのくらいの方が、パーキンソン病かと言いますと、10万人に100人~150人くらいの割合でいらっしゃいます。
また完全に治るということが難しいので、高齢化が進むと、年々増えていっています。
全世界におけるパーキンソン病患者数は2015年の690万人から,2040年では2倍以上の1420万人に増加すると推定されています。
【パーキンソン病の原因は?】
大脳の下にある中脳の黒質ドパミン神経細胞が減少して起こります。
よくドーパミンと聞くと、ドーパミンは簡単に言うとすると、「スポーツなどで快感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」などの興奮するようなイメージがあるかと思いますが、
同時に運動機能の調整も行っています。
ドーパミンが減ると体が動きにくくなり、ふるえが起こりやすくなります。ドパミン神経細胞が減少する理由はわかっていません。
【治療法はありますか?】
治療の基本は薬物療法です。ドパミン神経細胞が減少するため、ドーパミンを補うような薬、もしくは、ドーパミンを出している器官を刺激するような薬になります。
手術療法は脳内に電極を入れて視床下核を刺激する方法が最もよく行われます。
こちらを刺激することで、不足しているドーパミンの放出を助けます。
【リバイブあざみ野ではどんなことを行っている?】
当施設のリハビリでは、パーキンソン病の方に対して、バイニーアプローチという方法を取り入れています。
バイニーアプローチがなぜパーキンソン病に使われるかと言いますと、
バイニーアプローチの特徴として、
- リズム運動
- 硬くて動かしにくくなっている所、硬化部位を緩める
- 脳に繋がる血流の改善
- 脳からの出ている神経系の改善
などなど、を行っているので、
パーキンソン病の方には
- リズム運動でセロトニンの放出改善!セロトニンはドーパミン、アドレナリンの調整を行っているので、セロトニンの放出で、ドーパミンの調整の改善を行う!
- パーキンソン病の主な症状である固縮を和らげてから、運動につなげる!固縮は治せないですが、緩めることを学習した上で、運動に繋げていきます。
- 頸部、頭部の施術を行うことで、脳に行く血流量UPしていきます。どうしても、パーキンソン病の方であると、前かがみで頭が前に出ている状態の方が多いので、首が反ってしまい、脳への血流量は低下している可能性があります。
- 目標設定や、改善を意識してもらうことで、ドーパミンの排出量を増やしていきます。
こういった感じで、様々な角度から、ドーパミンが出やすくなるように促していきます。
また、動的バランス能力の改善を目指すことで、転びにくくなったり、動きにくさなどの改善も行っていきます。
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木