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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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脳梗塞で起こる手足の痺れはどんな感じかをやさしく解説

2026/02/06


脳梗塞で起こる手足の痺れはどんな感じかをやさしく解説

【今回の切り口】病態/実践

【選定理由(1行)】「手足の痺れってどんな感じ?」という不安に、しくみと日常対応の両面から整理すると迷いが減るため。

脳梗塞と痺れの基本像

脳梗塞は、脳の血管が詰まって一部の脳細胞が十分な酸素を受けられなくなる状態です。運動や感覚をつかさどる領域が影響を受けると、「手足の痺れ」「力が入りにくい」「触った感じが鈍い」といった変化が出ることがあります。痺れはピリピリ、ジンジン、感覚が遠い感じなど、人により表現がさまざまです。退院後も残る場合があり、波のように強さが変わることもあります。

受診を急ぐ赤旗 判断の目安

次のような変化が新しく出た、または急に悪化した場合は、自己判断せず医療機関へ連絡・受診を優先してください。

  • 片側の手足や顔のしびれ/動かしづらさ
  • 言葉が出にくい、ろれつが回らない
  • 急な視野の異常、ふらつき
  • 強い頭痛や意識の変化

これは煽りではなく、早く評価を受けるほど選択肢が広がるための判断軸です。

痺れの感じ方が違う理由

同じ「痺れ」でも、障害された脳の部位や回復の過程、姿勢や疲労の影響で体感は変わります。触覚が鈍いタイプ、焼けるように感じるタイプ、締め付けられる感じなどがあり、日内変動も少なくありません。

📌 要点

脳梗塞後の痺れは多様で、急な変化は受診優先のサインです。

🪶 日常へのアドバイス

感じ方や出やすい場面をメモしておくと、受診時の共有がスムーズになります。

手足の痺れとリハビリの関係

退院後のリハビリは、動きの回復だけでなく「感覚の再学習」にも関わります。手足の痺れがあると、物をつかむ・歩くといった動作の安全性が下がりやすいため、作業療法・理学療法では姿勢調整、荷重練習、触覚入力などを組み合わせて行います。強さや回数は体調に合わせて調整され、無理のない範囲で続けることが基本です。

痺れが動作に及ぼす影響を観察

  • 足裏の感覚が鈍いと、段差でつまずきやすい
  • 指先の違和感で、ボタン留めや箸操作が難しい
  • 疲労で痺れが強まることがある

家族ができるサポート

見守りの際は、急な悪化がないか、転倒しそうな場面がないかを静かに確認します。過度な介助は動く機会を減らすこともあるため、専門職の指示に沿って「見守り」と「手助け」を使い分けます。

📌 要点

リハビリは感覚の再学習も含み、痺れは動作の安全性に影響します。

🪶 日常へのアドバイス

困った動作を具体的に伝えると、練習が生活に直結します。

痺れのしくみと回復の道筋

痺れは、感覚の通り道(末梢神経~脊髄~脳)のどこかで情報がうまく伝わらないときに生じます。脳梗塞後は、脳の可塑性により、時間をかけて感じ方が変わることがあります。ただし回復のスピードや程度は人それぞれで、良い日と悪い日を繰り返すことも珍しくありません。

痛みを伴う痺れへの配慮

焼けるような痛みや電気が走る感じが強い場合、睡眠や気分に影響することがあります。薬物療法や物理療法、セルフケアの調整など、複数の選択肢がありますので、我慢せず主治医やリハビリ担当に相談してください。

感覚入力の工夫

温冷刺激、素材の違う物に触れる、左右で触覚を比べるなどの課題は、専門職の指示のもと安全に行うと役立つ場合があります。家庭で行う際は転倒や火傷のリスクに注意します。

📌 要点

回復は波があり、痛みを伴う痺れは相談対象です。

🪶 日常へのアドバイス

無理に我慢せず、感じ方の変化を記録して共有しましょう。

手足の痺れとリハビリを生活に結びつける

リハビリ室でできても、家で再現できないと実用につながりません。段差の昇降、入浴動作、台所作業など、生活場面を想定した練習が重要です。痺れが強い日は動作を分解し、休憩を挟みながら行います。

安全を高める環境調整

  • 足元を照らす照明
  • 滑りにくいマット
  • よく使う物の定位置化

再発の不安との向き合い方

「また起きたらどうしよう」という不安は自然です。赤旗のサインを家族と共有し、連絡先を見える場所に置くなど、備えを整えると安心感が高まります。

📌 要点

生活場面に直結した練習と環境調整が安全性を高めます。

🪶 日常へのアドバイス

できた動作を家でも再現できる形に落とし込みましょう。

受診時に伝えたい観察ポイント

  • どの部位に、どんな感じの痺れが出るか
  • 強くなる時間帯や姿勢
  • 動作への影響(歩行、つまみ動作など)
  • 最近の変化(良くなった/悪くなった)

家での動画やメモは客観的な材料になります。

併存症状の確認

むくみ、皮膚トラブル、痛み、睡眠の質なども回復に影響します。気づいた点は遠慮なく共有してください。

📌 要点

具体的な観察情報は、適切な調整につながります。

🪶 日常へのアドバイス

短いメモを続けるだけでも受診がスムーズになります。

まとめ 脳梗塞後の手足の痺れと向き合う

手足の痺れは、脳梗塞後によくみられる感覚の変化で、感じ方も経過も人それぞれです。急な悪化や新しい症状は受診を優先し、普段の揺らぎはリハビリや生活調整で安全性を高めていきます。回復は一直線ではなく、良い日と悪い日を行き来します。だからこそ、観察を共有し、生活に結びつく練習を積み重ねることが大切です。家族は見守りと環境づくりで支え、本人は無理のない範囲で「できること」を増やしていきましょう。痛みを伴う痺れや不安が強いときは、我慢せず医療者に相談してください。チームで進むことが、安心と実用的な回復につながります。

📢 迷ったら、まず相談を

「これって脳梗塞かも…?」と感じたら受診のサインです。症状が突然・いつもと違うなら、ためらわず119番を。退院後のリハビリや在宅支援のご相談は、地域の医療機関・保健所・ケアマネジャーにお問い合わせください。

📚 参考サイト