お問い合わせ TEL

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

ブログ

脳梗塞の退院後に疲れやすい原因は?体力の戻し方と休み方を整理

2026/01/21


脳梗塞の退院後に疲れやすい原因は?体力の戻し方と休み方を整理

退院後しばらくに「疲れやすい」が起きやすい理由

退院して家に戻ってから、「前よりずっと疲れやすい」「少し動いただけでぐったりする」と感じることがあります。脳梗塞の入院中は予定が組まれていて、周囲の助けも得やすい一方、退院後は生活の中で自分で調整する場面が増えます。すると疲れの出方が読みにくくなり、「これって悪化しているの?」「原因は何?」と不安になりやすい時期でもあります。

この記事では、退院後しばらくに疲れやすさが起きやすい背景を一般論として整理し、休み方と活動量の調整で不安が増えにくい進め方を選ぶための考え方をまとめます。原因を一つに決め打ちするのではなく、相談につなげるための見取り図と、観察のポイントに絞って扱います。

この章は一般的な考え方

退院後の疲れやすさは、体力だけの問題として片づけられないことがあります。入院中の活動量の変化、睡眠や食事のリズムの崩れ、慣れない生活動作の再開、緊張や不安など、いくつかの要因が重なりやすいからです。

また、退院後は「できることを増やしたい」気持ちと、「無理してはいけない」気持ちがぶつかりやすく、結果として力が入り続けることがあります。体は動いていなくても、頭と気持ちが休めていない状態が続くと、疲れとして感じやすくなる場合があります。

疲れやすさがあるからといって、すぐに悪い変化と決めつける必要はありません。ただし、疲れ方が急に変わったり、いつもと明らかに違う症状が一緒に出たりする場合は、早めに医療機関へ確認するのが安全です(線引きは後半で整理します)。

疲れやすさの要因を見分けるヒント

「原因はこれです」と一言で言えたら楽ですが、退院後の疲れやすさは複数の要因が混ざりやすいのが現実です。そこで大事なのは、原因探しで固まるよりも、「どんな疲れ方か」を分けて眺めることです。相談のときに説明しやすくなり、調整の方向も定めやすくなります。

体の疲れと気持ちの疲れは混ざりやすい

体の疲れかもしれないサインとしては、動いた量に比例して疲れが出る、休むと少し戻る、翌日に残りやすい、などがあります。気持ちや緊張が関係する場合は、予定が近づくと疲れが増す、心配事がある日に強く感じる、眠りが浅い日が続く、などの形で出ることがあります。どちらが良い悪いではなく、混ざっていることもよくあります。

「前より疲れる」は異常とは限らないが、確認は必要

もう一つのヒントは「いつ」「どの場面」で困るかです。朝の支度、外出、入浴、家事、通院の日、リハビリ後など、場面によって疲れ方が違うことがあります。場面が分かると、休憩の入れ方や活動量の調整が具体的になります。

回復を邪魔しにくい「休憩の入れ方」

疲れやすい時期は、「休むか、頑張るか」の二択にしないほうが続きやすいです。ポイントは、疲れ切る前に小さく休むことです。疲れ切ってから休むと、回復に時間がかかることがあります。

休憩は、長さより入れ方で効き目が変わる場合があります。例えば、作業を一気に片づけようとせず、区切りを先に決めます。「ここまでやったら座る」「時計を見ていったん止める」といった形です。休むときは、体を横にする必要があるとは限りません。静かに座って呼吸を整える、目を閉じて情報を減らす、飲み物を取る、といった短い休憩でも助けになる場合があります。

家族がいる場合は、「休む合図」を共有しておくと、休憩が取りやすくなります。声をかけられ続けると休んでいるつもりでも頭が休まらないことがあるため、休憩中のやり取りを減らす工夫も選択肢になります。

動きすぎ・動かなすぎを避ける目安の作り方

退院後しばらくは、動きすぎても疲れが強くなり、動かなすぎても体が重く感じやすくなります。ここでも大事なのは、極端に振れない設計です。頑張りすぎた翌日にぐったりしてしまう場合は、前日の活動が多すぎた可能性があります。逆に、ほとんど動かなかった日に不安だけが増える場合は、「安全にできる範囲」を少し残しておくほうが落ち着くことがあります。

目安は、完璧な数字で管理するより、「翌日にどう残るか」で決めるのが現実的です。翌日に疲れが強く残る、眠りが浅くなる、集中が落ちる、といった変化が続くなら、活動量や予定の詰め方を一段下げてみる。反対に、少し余力があり、翌日の回復が保てるなら、その範囲で少しずつ増やす。こうした調整の繰り返しが、結果として不安を増えにくい進め方につながります。

「休む日」も設計に入れると、調整が楽になります。何もしない日ではなく、用事を減らして回復を優先する日です。予定が続く週は、先に回復日を置いておくと、疲れが積み上がりにくくなります。

メモに残すと話が早いポイント

疲れやすさは、外から見えにくいので伝えるのが難しいことがあります。そこで、相談の前に短いメモを作っておくと話が早くなります。難しい言葉は不要です。次の5つだけで十分です。

  1. いつから疲れやすいか(退院直後から/最近強くなった など)
  2. どの場面で困るか(朝の支度/外出/入浴/家事/通院の後 など)
  3. 疲れ方の特徴(体が重い/眠気/頭が回らない/息が上がる感じ など、言える範囲で)
  4. 休むとどうなるか(少し戻る/戻りにくい/翌日に残る など)
  5. いちばん不安な点(悪化が怖い/生活が回らない/仕事復帰が心配 など)

横浜市青葉区で生活を続ける場合も、まずは医療機関で「何に困っているか」を整理して伝えると話が進みやすくなります。必要に応じて、次の相談先を一緒に確認する形が現実的です。

急な変化は早めに医療機関へ

この章は一般的な目安

退院後は「これくらいで連絡していいのかな」と迷いやすい時期です。迷ったときは、自己判断で抱え込まず、まず医療機関に連絡して状況を確認するのが安全です。疲れやすさ自体は揺れやすいこともありますが、説明できる形にして相談へつなげると、不安が増えにくくなります。

とくに、代表的な例として、いつもと明らかに違う急な変化(言葉が出にくい、顔や手足の片側が急に動かしにくい、強いめまいが続く、急に歩けないなど)がある場合は、早めに医療機関へ相談することが多いです。明らかな急変で緊急性が疑われる場合は、救急車を呼ぶ必要が出ることもあります。

また、疲れ方が急に変わった、急に息切れが強くなった、胸の痛みがある、意識がぼんやりするなど、疲れ以外の症状が強いときも早めに相談したほうが安全です。ここに当てはまるか迷う場合も、まず連絡して確認する形が現実的です。

📢 迷ったら、まず相談を

「これって脳梗塞かも…?」と感じたら受診のサインです。症状が突然・いつもと違うなら、ためらわず119番を。退院後のリハビリや在宅支援のご相談は、地域の医療機関・保健所・ケアマネジャーにお問い合わせください。

🗂 よくある質問

脳梗塞の退院後に疲れやすい原因は何ですか?悪化と関係ありますか?
退院後の疲れやすさは、体力だけでなく生活の変化や緊張など複数の要因が重なって起きる場合があります。疲れがあるだけで悪化と決めつける必要はありませんが、疲れ方が急に変わったり、他の症状が一緒に出たりする場合は早めに医療機関へ確認するのが安全です。
退院後しばらく、休んだほうがいいのか動いたほうがいいのか分かりません
二択にせず、動きすぎ・動かなすぎの両極を避ける考え方が現実的です。翌日に疲れが強く残るなら量を下げ、余力が保てる範囲で少しずつ増やす、という調整が助けになる場合があります。
「原因」を一つに決めないほうがいいのはなぜですか?
退院後は複数の要因が重なりやすく、一つに決め打ちすると調整の選択肢が狭くなることがあります。「いつ・どの場面で・どんな疲れ方か」を分けて整理すると、相談や調整が進めやすくなります。
休憩はどれくらい取ればいいですか?
一律の正解はありません。疲れ切る前に短い休憩を入れる、区切りを先に決めるなど、入れ方の工夫が助けになる場合があります。生活の中で続けやすい形を優先すると現実的です。
家族はどう関わればいいですか?
休む合図を共有する、予定を詰めすぎないよう一緒に調整するなど、本人の負担が増えにくい支え方が役立つ場合があります。心配が強いときほど、医療機関で相談内容を整理してから関わり方を決めると安心につながりやすいです。
受診や相談の目安はありますか?
迷ったときは医療機関へ連絡して確認するのが安全です。代表的な例として、言葉が出にくい、顔や手足の片側が急に動かしにくいなど、いつもと明らかに違う急な変化がある場合は、早めに医療機関へ相談することが多いです。明らかな急変で緊急性が疑われる場合は、救急要請が必要になることもあります。

🔗 参考サイト