お問い合わせ TEL

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

ブログ

脳梗塞の退院後リハビリ:何から始めればよいか

2026/01/07


脳梗塞の退院後リハビリ:何から始めればよいか(横浜市青葉区で相談先を考えるヒント)

退院できた。ひとまず安心した。けれど家に戻った瞬間に、別の大変さが始まることがあります。病院ではできていた動きが、家だとうまくいかない。疲れやすい。集中が続かない。転びそうで怖い。本人も家族も、気づかないうちに息が浅くなってしまう時期です。ここでは、脳梗塞の退院後リハビリを「どう進めると生活が回りやすいか」という目線で整理します。特定の治療を勧める記事ではありません。今の状況に合わせて、主治医やリハビリ職と相談するための土台として読んでください。

退院後に増えやすい困りごと

本人の困りごと

退院後は、訓練そのものよりも「日常の中で困る場面」が前に出てきます。たとえば、

  • 歩く速さが落ちて外出が億劫になる
  • 手が思うように動かず、着替えや調理が遅くなる
  • 段差や人混みが怖くなる
  • 疲れが抜けず、午後に動けなくなる
  • 言葉が出づらい、注意が散りやすい、気分が落ち込む

こうした困りごとは、気合いや根性の不足ではありません。脳のダメージに加えて、体力の低下、慣れない環境、緊張や不安が重なって起きることがあります。

家族の困りごと

家族側は、見守りと手伝いのバランスが難しくなりがちです。転倒が心配で先回りしてしまう。すると本人は「やらせてもらえない」と感じる。逆に、本人のがんばりを信じたい気持ちが強すぎて、無理を見落としてしまう。どちらも起きやすいズレです。

だからこそ、退院後のリハビリは「本人の回復」だけでなく「家の回り方」を整える作業でもあります。

脳梗塞とは(ごく基本)

脳梗塞は、脳の血管が詰まって血流が途絶え、その先の脳の働きが落ちる状態です。どの場所が影響を受けたかで、出やすい症状は変わります。運動のまひ、しびれ、言葉の出にくさ、視野の変化、ふらつき、注意の続きにくさなど、組み合わせも程度もさまざまです。

後遺症は人により違う理由

同じ「脳梗塞」という言葉でも、

  • 詰まった血管の場所
  • 影響を受けた範囲
  • 治療までの経過
  • もともとの体力や持病
  • 生活環境(階段の有無、家族構成、仕事)

などが違うため、退院後に必要なリハビリも変わります。比べる相手は他人ではなく、「先週の自分」に置くほうがうまくいきやすいです。

退院後リハビリの考え方

退院後のリハビリで大切なのは、訓練の量を増やすことだけではありません。生活の中で安全に動ける場面を増やし、疲れや不安で崩れた調子を立て直しやすくすることが目的になってきます。

リハビリで大事にすること

1つ目は、目標を「生活の動作」に落とすことです。

例として、歩行なら「何メートル歩く」より「近所のスーパーに行って帰ってこれる」「駅までの道で休める場所を把握する」といった形です。手の動きなら「握力」より「ボタンを留める」「薬のシートを開ける」のようにします。

2つ目は、動きやすい条件をそろえることです。時間帯、疲れ具合、靴、杖や手すり、声かけの仕方。小さな条件で出来栄えが変わります。

3つ目は、やりすぎないことです。がんばった翌日に動けなくなると、回復の手応えが薄くなり、不安も増えます。調子の波をならしながら積み上げるほうが、結果的に続きやすいことがあります。

「できる日」と「できない日」があるのは珍しくない

退院後は、睡眠、緊張、外出の予定などに加えて、天候の変化で体調が揺れる人もいます。「昨日できたのに今日はできない」は、サボりではなく変動の一部として起きることがあります。大事なのは、できない日にゼロに戻すのではなく、負担を下げた形でつなぐことです。

たとえば、歩行練習がきつい日は、家の中で安全に立ち座りを繰り返す、呼吸を整えて体のこわばりをほどく、短時間だけ外気に触れる、など「できる形」に整える発想が役立ちます。

自費リハビリという選択肢(横浜で探す前に)

横浜エリアでも「自費リハビリ」という言葉を見かけることがあります。自費リハビリは、保険の枠組みとは別に、費用を自己負担して受けるリハビリのことを指す場合が多いです(提供形態は施設により異なります)。

自費リハビリで期待されやすい点

状況によっては、

  • 目標を生活に合わせて細かく設定しやすい
  • 練習の時間や内容を個別に調整しやすい
  • 退院後の困りごと(外出、家事、仕事復帰など)に寄せやすい

といった点が相談内容として挙がることがあります。ただし、受ければ必ず良くなるという意味ではありません。特に「保険のリハビリだけでは不安が残る」「もう少し練習の場がほしい」と感じる方が検討することがあります。

注意したい点(合う・合わない)

一方で、自費リハビリがすべての方に必要というわけではありません。

  • 疲労が強い時期は、練習量を増やすより生活を整えるほうが優先になることがある
  • 通う負担(移動、家族の付き添い)が大きいと継続が難しくなる
  • 目標が曖昧だと、内容が「何となく運動」に寄ってしまうことがある

大切なのは、「何をできるようになりたいか」と「そのために何が壁なのか」を先に言語化することです。相談先を選ぶときも、この2点が話し合えるかが一つの目安になります。

横浜市青葉区で相談先を選ぶポイント

横浜市青葉区周辺でリハビリや支援を考えるとき、選択肢が多くて迷うことがあります。通所・訪問・外来・自費など、形が違うだけで目的や得意分野も少しずつ違います。

目標の立て方(生活に直結する目標)

相談の出発点は、症状名よりも生活の困りごとです。

  • 一人でトイレに行けるようになりたい
  • 料理の段取りを取り戻したい
  • 転ばずに近所を歩きたい
  • 外出後に寝込むのを減らしたい

このように「場面」で言うと、必要な練習や環境調整が見えやすくなります。評価(どこが苦手かを整理すること)と、練習(できる形にすること)がセットで進むと、家でも再現しやすくなります。

連携(主治医・訪問・通所・家族)

退院後は、医療機関だけで完結しないことが多いです。主治医の診療、訪問や通所のサービス、家族の介助、福祉用具、住環境の工夫が、同じ方向を向いているほど安全に進みます。相談先を選ぶときは「連携を前提に話してくれるか」「家でのやり方まで落としてくれるか」を確認すると安心材料になります。

家族ができる支え方

手伝いすぎない工夫

手伝いは優しさですが、毎回すべてを代わると、本人が練習する機会が減ってしまうことがあります。逆に、全部やらせると危険が増える場合もあります。

おすすめは「危ないところだけ先に決める」ことです。たとえば、段差は必ず声をかける、外出時はここだけ腕を支える、疲れたらこの椅子で休む、など。転倒の心配が大きい場合は、介助の仕方を主治医やリハビリ職に確認してください。線引きを作ると、毎回の判断が少し楽になります。

声かけのコツ(焦らせない)

「がんばって」より、「どこがやりにくかった?」「次はここだけ一緒にやろうか」のほうが、本人の感覚を引き出しやすいことがあります。うまくいかなかった日は、原因探しを急がず、疲れ・睡眠・予定の詰め込みなどを一緒に振り返るだけでも十分です。回復は直線ではないので、家族も息切れしないペースが大事です。

まとめ

退院後も体調の変化は起こりえます。突然の片側の力の入りにくさ・しびれ、ろれつが回りにくい、顔のゆがみ、急な激しい頭痛、意識がぼんやりするなどがある場合は、自己判断で様子見を続けず、救急要請も含めて医療機関へ早めに連絡してください。迷うときほど、相談先を決めておくと安心です。

本稿は一般的な情報提供であり、個別の診断や治療方針を示すものではありません。症状が強い、急な変化がある、いつもと違う不調が出た場合は、医療機関へ早めに相談してください。

📢 迷ったら、まず相談を

「これって脳梗塞かも…?」と感じたら受診のサインです。症状が突然・いつもと違うなら、ためらわず119番を。退院後のリハビリや在宅支援のご相談は、地域の医療機関・保健所・ケアマネジャーにお問い合わせください。

🗂 よくある質問

Q:

脳梗塞のリハビリはいつまで続けたほうがいいですか?

A:

回復のスピードや生活の目標で変わります。期限を決めるより、「生活で困っている動作が何か」「その困りごとが減っているか」を目安に主治医やリハビリ職と相談するのが現実的です。

Q:

退院後に急に疲れやすくなりました。普通ですか?

A:

珍しくありません。体力の低下に加えて、緊張や環境の変化で疲れが出ることがあります。続く場合や急な悪化がある場合は、医療機関に相談してください。

Q:

家での自主トレは何をすればいいですか?

A:

一律の正解はありません。安全面と今の困りごとに合う内容が大切です。転倒リスクや痛みがある場合もあるため、リハビリ職と「家でやってよい範囲」を一緒に決めるのがおすすめです。

Q:

自費リハビリは受けたほうがいいですか?

A:

必要性は人によります。保険サービスで目的が達成できているなら急いで追加する必要はないこともあります。一方で「生活の目標に合わせて個別に練習したい」などの希望がある場合は選択肢になることがあります。

Q:

横浜市青葉区で相談先を探すとき、何を伝えるとよいですか?

A:

「病名」より「困っている場面」を伝えると話が進みやすいです。例:外出で疲れ切る、台所で立っていられない、段差が怖い、片手作業が難しい、など。

Q:

家族はどこまで手伝うべきですか?

A:

安全に関わる部分は手伝い、それ以外は本人が試せる余地を残す、という考え方がよく取られます。線引きは家庭ごとに違うので、介助の方法も含めて専門職に相談すると負担が減ることがあります。

📚 参考サイト