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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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事例紹介

発症7年からの改善『くも膜下出血』

2022/03/24

発症7年からの改善『くも膜下出血』

くも膜下出血による左麻痺 60代 男性

経緯

7年前にくも膜下出血を発症。初症直後はベッド上に寝たきりの状態。様々な方の介入とご家族様・ご本人様の懸命の努力により少しずつ身体機能が改善し、3年前にご自宅へ戻られる。基本的には介助や援助が必要で、週4回のデイサービスと週1回の訪問リハビリ(40分)を利用。

 

来所時のご家族様のお悩み

・左手足がこわばる

・立ってもふらふらして不安定で方向が

変えられない

・体幹が安定しない

 

担当者からのコメント

ご家族様と一緒に来所され、第一印象は「迫力があり怖い人」今改めて振り返ってみると初めての場所や人という事でとても緊張されていたのかなと思います。学生時代はばりばりのラガーマンで、仕事も忙しく海外を飛び回っていたとか。趣味はゴルフとお酒(ウイスキー)。

病気の影響で注意を向ける事や記憶を保持する事が難しく、自発的な言動も少なく、自宅内では車椅子での移動が中心。身の回りの事は全て奥様のお手伝いが必要。

リハビリは120/2回でスタート。最初は介助にて四点杖を使用して歩いていましたが、背中は丸くフラフラとした歩き方で、今にも転びそう。立ち上がりも後ろにひっくり返りそうになり、立ったあともフラフラしていつバランスを崩して転んでしまうかというような状態。

まずリハビリではいい姿勢で座る・立つことから開始。また平行してうつぶせ・四つん這い・膝立ち等様々な姿勢の経験をしてもらう。性格的にも努力家でリハビリ初日より立ち上がりや歩行に改善がみられる。また脳は新しいものを好む性質があるため毎回飽きないような工夫と、毎回心地よい感覚を入力していく。現在リハビリ開始から約3か月が経過。立ったあとのふらつきが軽減し四点杖なしでも歩けるように。自宅内でも奥様と一緒に歩いて移動出来るまでに改善。

生活に広がりが出て、目標である温泉旅行に行けるよう、今後も介入させていただきます。