脳梗塞後遺症のふらつき改善のキーポイント!前庭脊髄路とは?
こんにちは!今回は、ふらつき改善ということで、ふらつき改善に重要な前庭脊髄路について話していきます。
そもそも、前庭脊髄路って何?という方もいらっしゃると思いますので、
①前庭脊髄路の話
②ふらつきにどう関係しているのか?
③前庭脊髄路を刺激するには?
という話で行っていきたいと思います。
ちなみに、私は脳梗塞リハ リバイブあざみ野で理学療法士をしております鈴木と申します。よろしくお願いいたします。
【前庭脊髄路とは?】
前庭脊髄路というのは、めまいや平衡感覚に役立つだけでなく、手足の支持性を高めるために必要な神経の通り道になります。
ですので、こちらが刺激され、コントロールがうまくなってくると、めまいや平衡感覚、手足のコントロールがうまくなるので、ふらつきの改善に役立つわけです。
【ふらつきにどう関係しているのか?】
では、実際どう関係しているかと言いますと、この前庭脊髄路が働くときというのは、頭の傾斜に対して、首や手足の筋肉を働かせて、緊張を高める動きをしています。
こちらは、小脳とも関係しており、間接的に小脳が姿勢制御に影響を与えているとも言えます。
歩行などでも踵をついたときに、大腿四頭筋が働くようになり、体重を支えることができます。
他にも体幹に対して、頭を安定させたり、頭が傾いても視線を水平に保ったり、眼球を静止させたりすることで、焦点を合わせることができます。
【前庭脊髄路を刺激したリハビリとは?】
まずはこちらがうまく働くようになるために、首周り、頭部の筋肉を柔らかくしていきます。とくに最近多いのが、頭部が前に出てる姿勢ですが、こちらの姿勢ですと、前庭脊髄路がうまく働きにくくなります。
ですので、首周りを緩めていきます。
そのうえで、左右に体幹を揺すって首と視線の正常な反射を誘発させたり、その方それぞれに固い部分をほぐしたり、反射が働きにくくなっている部分を促通したりと
個別に、行っていきます。
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木