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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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【保存版】脳梗塞の症状は“部位別”に違う!場所ごとの特徴をわかりやすく解説🧠

2025/07/26

脳梗塞は脳のどこで詰まったかによって、出る症状が大きく違います。
この記事では、脳の部位ごとに起こりやすい症状をわかりやすくまとめました。

「家族が急に言葉が出なくなった」
「片方の手足が動かなくなった」
そんなとき、**“どの部位にダメージがあったのか”**をイメージできるようになります。


🧠脳の仕組みと梗塞の関係

脳は大きくわけて以下のように分かれます。

  • 前頭葉:意思・運動・思考
  • 側頭葉:言葉・聴覚・記憶
  • 頭頂葉:感覚・空間認識
  • 後頭葉:視覚
  • 小脳:バランス・協調運動
  • 脳幹:生命維持・意識・呼吸

では、部位ごとに見ていきましょう。


✅【前頭葉】言葉や運動の指令塔

よくある症状:

  • 片側の手足のマヒ(多くは反対側)
  • 言葉が出てこない(運動性失語)
  • 判断力や意欲の低下
  • 感情がコントロールできない

ポイント:

前頭葉は「行動を起こす」エリア。障害があると、動けない・しゃべれない・やる気がないという状態になりがちです。


✅【側頭葉】聞く・話す・記憶をつかさどる

よくある症状:

  • 言葉は出るけど意味がわからない(感覚性失語)
  • 聞き取れない・言葉が理解できない
  • 過去の記憶があいまいになる

ポイント:

言葉の“理解”を担当。ここがやられると、会話が成り立たなくなることもあります。


✅【頭頂葉】感覚・空間を感じる場所

よくある症状:

  • 触っている感覚が鈍い
  • 自分の体の位置がわからない
  • 左右がわからなくなる(半側空間無視)

ポイント:

「感じる力」が鈍くなり、転びやすくなる・物をうまく持てないといった困りごとが出ます。


✅【後頭葉】見る力をコントロール

よくある症状:

  • 見えているのに見えていない(視野欠損)
  • 片方の視界が欠ける
  • 色や形が判別できない

ポイント:

失明ではなく、脳が“見ること”を処理できない状態になります。


✅【小脳】バランス・細かい動きの名人

よくある症状:

  • フラフラして歩けない(運動失調)
  • ろれつが回らない
  • 手が震える、細かい動きができない

ポイント:

筋力はあるのに**「うまく動かせない」**のが小脳タイプ。誤解されやすいです。


✅【脳幹】命を支える最重要エリア

よくある症状:

  • 意識がなくなる
  • 呼吸が止まる
  • 飲み込めない(嚥下障害)
  • 両側マヒ・体が全く動かない

ポイント:

脳幹の梗塞は命に直結する重症タイプが多く、早急な対応が必要です。


🔔まとめ:症状から“場所”がわかると、早期発見につながる!

症状疑われる部位片麻痺・言葉が出ない前頭葉話はするけど意味不明側頭葉感覚がにぶい・左右無視頭頂葉視野が欠ける後頭葉フラフラ・ろれつが回らない小脳意識障害・飲み込み不可脳幹


🩺さいごに:症状を見逃さないことが命を救う

脳梗塞は時間との勝負。
「いつもと違う」と思ったら、すぐに病院へ。

症状から脳の部位を想像できると、救急でも的確な情報を伝えることができます。