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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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右脳の脳梗塞に襲われた女性の実話とリハビリの記録

2025/07/19

こんな不調、見逃していませんか?

「ある日突然、言葉が出ない」「左半身が動かない」
それは、右脳の脳梗塞の前触れかもしれません。

この記事では、実際に右脳の脳梗塞を経験した50代女性の体験をもとに、
✔ 初期症状
✔ 後遺症
✔ リハビリの現実
✔ 家族のサポートのコツ
を詳しくご紹介します。


右脳の脳梗塞とは?女性に多い症状の特徴

右脳がダメージを受けた場合、左側の身体に影響が出ることがほとんどです。
さらに、以下のような症状が特徴です。

  • 左半身の麻痺・しびれ
  • 空間認識障害(物の位置がわからなくなる)
  • 服の着方やお皿の置き方がわからなくなる
  • 感情が不安定になる(特に女性に多い)

💡 言葉が出るかどうかは左脳が担当。そのため、右脳の脳梗塞では失語症は出にくいですが、感情や注意力の問題が現れやすいのです。


【体験談】「急に左手が動かない…」50代女性のケース

神奈川県在住・主婦のAさん(当時54歳)のケースをご紹介します。

「朝、洗濯物を干そうとしたら、左手がうまく上がらなくて…まるで人の手のように感じました」

病院で即検査、結果は「右中大脳動脈の脳梗塞」。
入院→点滴治療→リハビリという流れに。
幸い早期発見だったため命に別状はありませんでしたが、左半身の動きに支障が残りました。


右脳の脳梗塞のリハビリ:女性がぶつかる壁とは?

① 家事・育児が難しくなる

「料理で鍋の位置がわからない」「洗濯物がうまく干せない」など、日常の家事ができない自分にショックを受ける人が多くいます。

② 感情のコントロールが難しい

右脳は感情とも深く関係するため、涙もろくなったり、怒りっぽくなることも。
「自分らしさがなくなった」と感じ、うつになる女性も。

③ 外見の変化への不安

顔の左右差や麻痺による動きのぎこちなさに、女性は特に敏感です。


家族にできるサポート:言葉より「寄り添う姿勢」

✔「がんばれ」はNGワード

無理に励ますのではなく、「今できてること」に目を向けて一緒に喜ぶことが大切。

✔ 左側から話しかけてみる

右脳梗塞の患者は左側に注意が向きにくいため、左側から話しかけることで気づきを促せます。


脳梗塞を防ぐために、女性が今すぐできること

  • 高血圧の管理
  • ストレスと睡眠の見直し
  • 健康診断の定期受診
  • 運動とバランスの良い食事

まとめ:脳梗塞は“予防”と“早期発見”がカギ

右脳の脳梗塞は「気づきにくい」「感情面がつらい」ため、女性ほど気づいた時には重症化しやすいと言われています。

「なんか変だな…」を見逃さないこと。
そして、支える家族が寄り添ってあげること。

それが、本人の「その人らしさ」を守る最大のカギになるのです。


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