🧠【保存版】パーキンソン病の薬ってどんなもの?副作用や効果をやさしく解説!
目次
🔸はじめ
「薬で症状は良くなるの?」「飲み続けて大丈夫?」
パーキンソン病と診断されたとき、最初にぶつかる大きな壁が“薬”に関する不安です。
今回は、現役理学療法士の視点から、パーキンソン病の薬についてわかりやすく解説します。
🔸そもそも、なぜ薬が必要なの?
パーキンソン病は、脳内のドーパミンという神経伝達物質が減ることで起こります。
薬はそのドーパミンを補ったり、脳内での働きを助けたりするために使われます。
🔸主に使われる薬の種類と役割
薬の名前主な役割特徴・ポイントレボドパ(L-ドパ)ドーパミンを補う最も効果的。長期間使用で効き目が不安定になることも。ドパミン作動薬ドーパミン受容体を刺激幻覚などの副作用が出やすいが、若年発症の人に向いていることも。MAO-B阻害薬ドーパミンの分解を防ぐ初期に使われることが多く、副作用が少なめ。COMT阻害薬レボドパの効果を長持ちさせるレボドパとセットで使われる。抗コリン薬手のふるえを抑える高齢者には認知機能への副作用が出やすく、注意が必要。
🔸気になる副作用とは?
薬には必ず副作用がつきもの。
特にパーキンソン病の薬では以下のような症状に注意です。
- 吐き気・食欲不振
- 眠気・幻覚
- 血圧の低下(立ちくらみ)
- 衝動制御障害(ギャンブルや買い物欲が止まらないなど)
➡️ 副作用が強いときは我慢せずに医師へ相談しましょう。
薬の量や種類を調整することで、多くの場合改善できます。
🔸薬を使っても治らないの?
パーキンソン病は現時点では「完治」が難しい病気です。
しかし、薬のおかげで日常生活を長く維持できるようになっています。
さらに、薬に加えて…
- 運動(リハビリ)
- 食事
- 睡眠
といった生活習慣の工夫で、薬の効果がより発揮されやすくなります!
🔸薬に頼りすぎないためにできること
- 毎日の運動(ウォーキングや体操など)
- バランスの良い食事
- 薬の時間を守る(自己判断で増減しない)
- リハビリ専門職との相談(理学療法士・作業療法士など)
🔸まとめ|薬は「敵」じゃない、「味方」にする工夫を
パーキンソン病の薬は、不安もあるけれど、
“生活の質”を支える大切な味方です。
正しく使って、医療者と連携しながら、
その人らしい毎日を取り戻していきましょう。
💬コメント欄で教えてください!
- あなたやご家族が使っている薬はどんなもの?
- 副作用で困ったことはありましたか?
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