【放置は危険】高血圧が脳梗塞を引き起こすメカニズムと今すぐできる対策
目次
「血圧高いね」…その一言を、見逃していませんか?
ある60代の男性の話です。
健康診断で「血圧が少し高いですね」と言われたものの、本人に自覚症状はなし。
「まあ大丈夫か」と放置していたところ、数年後…
ある朝、突然言葉が出ず、右半身が動かなくなった――
原因は脳梗塞。
そしてその背景にあったのは、長年放置してきた高血圧でした。
脳梗塞と高血圧の深い関係
高血圧とは、血管にかかる圧力が高い状態。
この状態が続くと、血管の内壁が傷つき、以下のようなリスクが高まります:
- 動脈硬化が進行 → 血管がもろくなる
- 血栓(血のかたまり)ができやすくなる
- 脳への血流が突然止まる=脳梗塞が発生
つまり、高血圧は**「静かなる脳梗塞の引き金」**なのです。
高血圧が脳に与える5つのダメージ
- 脳血管がもろくなる
- 血流のバランスが崩れる
- 小さな血管が詰まりやすくなる(ラクナ梗塞)
- 動脈瘤ができやすくなる
- 再発率が高くなる
特に高血圧が長期間続いている人ほど、「ある日突然」脳梗塞になる可能性が高まります。
数字で見る脳梗塞と高血圧の関係
- 高血圧の人は、脳梗塞の発症リスクが約4倍に
- 脳梗塞の患者の約6割が高血圧もち
- 収縮期血圧が140mmHgを超えると、危険ライン
つまり、「ちょっと高いかな…」を放置するのは命取りになる可能性があるのです。
今すぐできる!脳梗塞を防ぐ高血圧対策5選
- 🥗 塩分を1日6g以下に抑える
→ 和食は意外と塩分多め。味噌汁は1日1杯までがおすすめ。 - 🏃♂️ 週3回の軽い運動
→ 1回20分のウォーキングからスタート。 - 🚭 禁煙
→ タバコは血管を一気に老化させます。 - 💤 睡眠をしっかり取る
→ 7時間以上の質のよい睡眠が理想。 - 📉 ストレス管理
→ 深呼吸や瞑想、趣味の時間でリラックス。
最後に:あなたの血圧、最後に測ったのはいつですか?
「自覚がないから大丈夫」ではありません。
脳梗塞の多くは、静かに、そして突然やってきます。
✔ 週1回、血圧をチェックする
✔ 130/80を超えるようなら生活改善を意識する
✔ 140/90以上が続くなら、病院へ相談を
今日のあなたの一歩が、未来の脳梗塞を防ぎます。
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