交通事故後の“異変”を見逃すな!それ、脳挫傷かもしれません
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「大した事故じゃなかったのに…」
「軽い追突事故だったし、大丈夫だと思った」
そう話すAさんは、事故の翌日から頭痛と吐き気、そして言動の異変が現れはじめました。
病院で検査を受けた結果——**“脳挫傷”**と診断されたのです。
脳挫傷とは?
脳挫傷(のうざしょう)は、脳に直接ダメージが加わって、脳の組織が損傷する状態です。
交通事故や転倒などで、頭を強く打った際に起こりやすいものです。
出血を伴うことも多く、命に関わることや、記憶・感情・言語などの後遺症が残ることもあります。
脳挫傷の症状とは?
交通事故後、以下のような症状があれば要注意です。
● 頭痛・吐き気・めまい
→ 衝撃による脳内出血や腫れのサインかもしれません。
● 意識の混濁・記憶障害
→ 一時的に記憶が抜ける、意識がぼんやりする。
● 言動の異変・感情の不安定さ
→ 普段と違って怒りっぽくなったり、判断力が低下する。
● 手足のしびれ・運動障害
→ 神経がダメージを受けている可能性あり。
交通事故後の「異常なし」に注意
事故直後にCT検査で異常が見られなくても、数時間〜数日後に症状が出ることがあります。
そのため、少しでも異変を感じたら、必ず再診・経過観察を。
脳挫傷が疑われるときの対応
- 迷わず救急病院へ(MRI/CT検査が必須)
- 本人が大丈夫と言っていても放置しない
- 入院や経過観察が必要なケースも多い
脳挫傷の治療と後遺症
治療法:
- 脳の腫れや出血が軽度なら保存的治療(安静)
- 重度なら開頭手術による血腫除去
後遺症として起こりやすいもの:
- 記憶障害・集中力低下
- 感情のコントロール障害
- けいれんや運動障害
まとめ:軽い事故でも、脳は深刻なダメージを受けているかも
- 交通事故のあと、いつもと違う様子があれば迷わず受診を!
- 「大丈夫」は信用しない。脳は見えない場所で傷ついていることも。
- 脳挫傷は早期発見・早期治療が後遺症を防ぐカギです。
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