パーキンソン病の症状改善を目指す!具体的な体操5選
パーキンソン病に効果があるとされる体操を、やり方を具体的に解説します。特別な道具は不要で、日常の中で無理なく取り組める内容です。
目次
1. 首と肩のストレッチ
目的:首や肩のこわばりを和らげ、動きをスムーズにする。
やり方:
- 椅子に腰掛けて背筋をまっすぐ伸ばす。
- 首をゆっくり右に倒し、肩を上げないように注意する。10秒間キープ。
- 左側も同様に行う。
- 次に、両肩を耳に近づけるように持ち上げ、3秒間そのままにする。
- 肩をゆっくり下ろし、この動作を5回繰り返す。
ポイント:無理に伸ばしすぎず、心地よい範囲で行いましょう。
2. 片足立ちでバランス向上
目的:転倒防止のためのバランス力を鍛える。
やり方:
- 壁やテーブルを軽く支えながら立つ。
- ゆっくり片足を持ち上げる(膝を直角に曲げるイメージ)。
- そのまま5秒キープ。
- 足を下ろし、反対側も同じように行う。
- 左右それぞれ3セットを目標に。
ポイント:最初は短い時間から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を延ばします。
3. 腕を振りながらのウォーキング運動
目的:歩行のリズムを整え、スムーズな動きを促す。
やり方:
- 室内や安全な場所で、約1メートル四方のスペースを確保する。
- 背筋を伸ばして、歩幅を意識しながら歩く。
- 両腕を大きく前後に振り、腕の振りと足の動きを連動させる。
- 1回2分を目安に行い、慣れてきたら時間を少しずつ増やす。
ポイント:家族や介助者に見守ってもらうと安心です。
4. 手首の柔軟体操
目的:手の細かい動きや柔軟性を保つ。
やり方:
- 椅子に座り、両腕をまっすぐ前に伸ばす。
- 手のひらを上に向け、指を軽く開く。
- 手首を上に曲げ、5秒間キープ。
- 手首を下に曲げ、同じように5秒間キープする。
- これを10回繰り返す。
ポイント:疲れた場合は途中で休憩してOK。
5. 深呼吸でリラックス
目的:筋肉の緊張をほぐし、ストレスを軽減する。
やり方:
- 椅子に座り、足を肩幅に開いてリラックスする。
- 鼻から息をゆっくり吸い込み、肺を膨らませる。
- 口を軽く開け、少しずつ息を吐く(できるだけ長く吐き出す)。
- これを5回繰り返す。
ポイント:静かな環境で行うと効果が高まります。
体操を続けるためのコツ
- タイミングを決める:朝のルーティンや食後に取り入れると習慣化しやすい。
- 家族と一緒に:サポートを得ながら行うことで、励みになります。
- 専門家に相談:症状や体力に応じて無理のない範囲で行いましょう。
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