【脳卒中後遺症】関節が動くためには、結合組織が、大事!結合組織の緩め方!
今回は結合組織について話をしていきます!そもそも、結合組織って何?というところから、結合組織をなんで緩めた方が良いのか?
どういう緩め方が良いのかを
BiNIアプローチの観点から話していきますね!
ちなみに私は、脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野にて自費リハビリを提供しております、理学療法士の鈴木です!
今年、4月5日に横浜市青葉区あざみ野に脳梗塞、脳出血専門のリハビリ施設がオープンいたしました!
☆田園都市線あざみ野駅西口 徒歩5分☆
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【結合組織とは?】
そもそも結合組織とは何か?という所なんですが、人体を構成する組織は大きく分けると4つあります。
上皮組織、筋組織、神経組織、結合組織とあるわけですが、
結合組織は広義には軟骨、骨、血液も含まれますが、狭義には、疎性結合組織(浅い筋膜とか)、密性結合組織(深い筋膜、靭帯など)や、細網組織(臓器の支持組織)、あとは、脂肪組織があります。
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結合組織には、細胞と細胞外マトリックスから構成されていますが、この細胞外マトリックスは複雑な網目構成で、線維とゲル状の水分を多く含む基質に分けられます。
線維にはコラーゲン、エラスチン、細網細胞があり、基質にはグリコサミノグリカン、プロテオグリカンがあります。
プロテオグリカンは、CAG鎖の複合体で、コラーゲン線維の隙間を埋めていて、
そもそもCAG鎖って、何か?というと、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ケラタン酸で出来上がっています。
この基質には水分が多く含まれているので、水分を入れてあげるのが施術では、大事になります。
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【結合組織には水分が大事!】
今述べた通り、結合組織には水分があり、柔らかく動く粘性が重要になります。
この粘性には、(速度依存性)(温度依存性)があり、
早い力で動かしたり、冷やすと、粘性は高くなり、固くなります。
逆にゆっくりと、温めると粘性が下がり、柔らかくなります。
ですので、固くなっている部分に、手を添えて温める感じにするだけで、結合組織は柔らかくなるということです。
えっ、強いストレッチとか、ガンガン揉みほぐさないと効いてる気がしないよ!!
と言われそうですが、そうすると一時的にほぐれても、のちのち固くなるそうです。
やってる感は少ないですし、即時効果も少ないですが、前進するためにはこちらを、継続していくのが大事になります。
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。

少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木