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脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

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ブログ

鍼刺激が脳循環に及ぼす影響(慢性疼痛患者)

2022/05/07

今回は、当施設でも行っている鍼灸についてです。

鍼刺激を行っているわけですが、こちらを行うことで、脳循環が改善され、慢性痛の方にも効果があったという論文がありましたので、ブログに上げていきます。

(*慢性疼痛患者に対する鍼刺激が脳循環に及ぼす影響 菊池友和 a,b 山口 智 c 荒木信夫)引用

鍼治療の研究は,1970 年代の鍼麻酔報道をきっかけに,多くの鎮痛系の基礎研究が進められました.鍼刺激は,神経線維の受容器であるポリモーダル受容器を興奮させ,Aδ 線維や C 線維などの神経線維を興奮させる作用があり、(Kawakita K. Role of the polymodal re- ceptor inacupuncture analgesia of the rat. Comp Med East West1981; 6: 312-321.)引用)

特に,脳レベルの鎮痛は,四肢や顔面部などの Aδ 線維や C 線維の発火は脊髄後角を経由して延髄大縫線核や中脳水道中心灰白質などを興奮させ,下行性調節系や広汎性侵害抑制調節(diffuse noxiousinhibitory controls:DNIC)などの鎮痛機構を賦活すると言われています。

 

 

ちなみに私は、脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野にて自費リハビリを提供しております、理学療法士の鈴木です!

今年、4月5日に横浜市青葉区あざみ野に脳梗塞、脳出血専門のリハビリ施設がオープンいたしました!

☆田園都市線あざみ野駅西口 徒歩5分☆

 

【結果】

1)鍼治療群と無治療群で比較した結果,

●片頭痛発作回数は鍼治療群で無治療群と比較し有意に減少!

5-HT,VEGF と CGRP の血清レベルが治療前よりも低下したとの結果でした。

一方,慢性片頭痛に対する,鍼治療が効果のあった群となかった群で比較したresting-state functional MRI 検討では,右脳の前頭前野や帯状回の血流増加が認められる群は鍼治療効果が認められることが示されたそうです。

つまり、慢性片頭痛の患者様に対しては、痛みの減少と、前頭前野や帯状回などの血流量はUPしたそうです。

 

さらに、脳血流量変化を鍼治療前後で比較結果,慢性片頭痛患者群は初回の鍼刺激ではほとんど反応せず,4 週間の鍼治療継続後に再度脳血流を測定すると,疼痛調節系に脳血流増加反応が認められた.

➩一度の鍼刺激ではあまり効果がなかった人達も、4週間継続して、行った結果、疼痛調整系にも効果が表れたとのこと。ただ、毎日はさすがに難しいと思いますが、継続していくと疼痛調整系の脳血流量も変わってくるということですね。

 

【まとめ】

視床出血や被殻出血、梗塞における脳の損傷における痛みは今後とれるかどうかは研究を進めていかないとわからないと思いますが、麻痺によって、身体が先の原因で、脳に影響を与えてる痛みの場合では、効果がみられるのかもしれませんね。

ただ、このあたりは、実際試してみないとわからないところがありますので、やってみる価値はあると思います。

 

いかがでしょうか?

今回はざっくりと話していきましたが、一つ一つ解剖学や、運動学を考えていくと、改善の余地が見つかります。

麻痺だからといって、諦めるのではなく、1度お身体を見させて頂ければと思います。

利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。

『あきらめない人の力になりたい!』

今日も頑張っていきます!!!

まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。

少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。

理学療法士 鈴木