【脳梗塞リハビリ】〜まだまだ低いぞ自費リハビリの認知度〜
【脳梗塞リハビリ】〜まだまだ低いぞ自費リハビリの認知度〜
【はじめに】
〜ブログの目的とテーマの紹介〜
こんにちは。リバイブあざみ野という自費リハビリ施設に勤務しております理学療法士のHです。今回のテーマは自費リハビリ施設です。
先日当施設にいらっしゃった方のご家族様よりこんな事を言われました。
「病院の関係者やお医者さん、ケアマネさんも、全然自費リハビリについて知らないんだよね」
この言葉を聞いて、まだまだ認知度が低いことを痛感するとともに、もっともっと医療&介護業界に発信していかなければと痛感。
今回は自費リハビリについて、脳梗塞リハリバイブあざみ野についてご紹介します。
〜自費リハビリの概要〜
1. 自費リハビリとは
自費リハビリとは、健康保険や公的な支援に頼らず、患者自身が費用を負担して受けるリハビリテーションサービスのことです。公的リハビリでは提供されない専門的なケアや、より柔軟なプログラムを提供することが特徴です。
2. 提供されるサービス
自費リハビリでは、以下のようなサービスが提供されます:
・個別指導:患者一人ひとりにカスタマイズされたリハビリプランを提供します。これには、理学療法士や作業療法士によるマンツーマンの指導が含まれます。
・専門機器の使用:最新のリハビリ機器や技術を用いて、効果的なリハビリを行います。例えば、ロボット支援歩行装置やバーチャルリアリティを使った訓練などがあります。
・多様なリハビリプログラム:患者のニーズに合わせた多様なプログラムを提供します。身体機能回復、言語療法、認知機能改善など、幅広いアプローチがあります。
・生活指導:日常生活での動作訓練や、栄養指導、心理サポートなど、全体的な健康をサポートするための指導も含まれます。
3. メリット
自費リハビリには以下のようなメリットがあります:
・柔軟なスケジュール:患者の都合に合わせてリハビリのスケジュールを設定できるため、通いやすいです。
・カスタマイズされたケア:個別のニーズや目標に合わせたオーダーメイドのリハビリプランが提供されるため、効果的なリハビリが可能です。
・最新の技術や方法の活用:最新のリハビリ機器や技術を使用することで、より効率的なリハビリが期待できます。
・心理的サポート:リハビリ専門のスタッフが患者の心理面もサポートするため、モチベーションの維持や精神的な安定が図れます。
4. デメリット
一方で、自費リハビリには以下のようなデメリットもあります:
・費用が高い:公的保険が適用されないため、全額自己負担となり、経済的負担が大きくなります。
・情報不足:認知度が低いため、どの施設やサービスが良いのか判断しづらい場合があります。
5. 自費リハビリを選ぶ際のポイント
自費リハビリを選ぶ際には、以下の点に注意することが重要です:
・施設の評判や実績:施設の評判や過去の実績を確認し、信頼できるかどうかを判断します。
・提供されるサービス内容:自分のニーズに合ったプログラムやサービスが提供されているか確認します。
・料金体系:費用が明確で、予算に合ったプランが提供されているかを確認します。
・利用者の声:実際に利用した人の体験談やレビューを参考にします。
このように、自費リハビリは患者一人ひとりに合わせた柔軟かつ専門的なリハビリサービスを提供する一方で、経済的な負担や情報の少なさといった課題もあります。
【 脳梗塞リハビリの現状】
〜公的リハビリの提供状況とその制限〜
1. 公的リハビリの提供状況
公的リハビリは、国や地方自治体の支援を受けて提供されるリハビリテーションサービスです。主に以下のような形で提供されています:
・病院やリハビリテーション施設:入院中の患者や外来患者に対して、リハビリテーション専門の医師や理学療法士、作業療法士がリハビリを行います。
・介護保険施設:高齢者や要介護者を対象に、デイサービスや訪問リハビリといった形でリハビリが提供されます。
・地域包括支援センター:地域住民が利用できるリハビリテーションプログラムや、健康増進活動が行われます。
これらの公的リハビリは、健康保険や介護保険の適用を受けるため、経済的な負担が軽減されるのが特徴です。
2. 公的リハビリの制限
一方で、公的リハビリにはいくつかの制限や課題があります:
・期間の制限:公的リハビリにはリハビリ期間に制限があり、一定期間を過ぎると保険適用外となることがあります。例えば、急性期回復期病院では一般的に最大で180日間のリハビリが提供され、介護施設に移る必要があります。
・回数の制限:通院や訪問リハビリの場合、1週間に受けられる回数に上限が設けられていることがあります。これは患者の状態や保険の適用範囲によって異なります。
・画一的なプログラム:公的リハビリでは、多くの患者に対して標準化されたプログラムが提供されることが多く、個別のニーズに完全に対応することが難しい場合があります。
・人員や設備の不足:特に地方や小規模な施設では、リハビリテーションの専門スタッフや設備が不足している場合があり、十分なリハビリが受けられないことがあります。
・待ち時間の問題:リハビリの需要が高いため、予約が取りづらかったり、待ち時間が長くなったりすることがあります。特に人気のある施設や専門的な治療が必要な場合には、この問題が顕著です。
3. 公的リハビリの利用者の声
利用者の声からも、いくつかの制限が浮き彫りになります:
・満足度のばらつき:リハビリ内容やスタッフの対応に満足している利用者もいれば、もっと個別に対応してほしいという声もあります。
・経済的な負担の軽減:保険適用により経済的負担が少ないことに感謝する声が多い反面、保険適用外となった後のリハビリに不安を感じる人もいます。
これらの制限を理解しながら、患者や家族は公的リハビリと自費リハビリを組み合わせて利用することで、より効果的なリハビリテーションを行うことが求められます。
【リバイブあざみ野は?】
〜脳卒中専門の公的保険外施設としてオープンして3年目の施設〜
・神奈川県横浜市青葉区あざみ野にオープン
・経験豊富なオジサン理学療法士2名
・脳卒中/脊髄疾患/整形疾患/足のお悩みなど
幅広いお悩みごとに対応しております。
〜施設紹介〜
・公的保険外(自費)のリハビリ施設(保険はききません)
・病院ではありません
・クリニックモールの2階/駐車場/エレベーター完備/医療施設との提携あり
〜料金表〜
1.脳血管障害
①16回×60分コース ¥165,000
②16回×90分コース ¥247,500
③16回×120分コース ¥330,000
2.コンディショニング
60分 ¥11,000
3.体験リハビリ
60分 ¥5,500(リハビリ)
90分 ¥7,500(リハビリ+鍼)
4.米国産インソール
¥88,000〜
【自費リハビリの現状と認知度の問題】
〜自費リハビリの利用率や市場規模の現状〜
自費リハビリ(自費リハビリテーション)は、日本で徐々に人気が高まっているサービスです。公的保険の対象外であるため、利用者は全額自己負担ですが、その分自由度が高く、個々のニーズに応じたオーダーメイドのリハビリが可能です (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」) (Minnanokaigo)。
1.利用率と市場規模
自費リハビリの利用者は、医療保険や介護保険でのリハビリに満足できない人々が中心です。これには、提供されるリハビリの回数制限や内容の制約が理由です。例えば、脳卒中後のリハビリでは、保険適用のリハビリは基本的に180日間に制限されます (Minnanokaigo)。
自費リハビリ市場は、今後拡大が見込まれており、特に都市部を中心に多くの施設が増加しています。また、医療法人もこの分野に参入しており、病院が提供する自費リハビリも増えてきています (Kyusuke)。市場規模の具体的な数字は明示されていませんが、需要の高まりと共に市場は成長していると言えます。
2.料金とサービス内容
自費リハビリの料金は高額で、一般的には1時間あたり8,000円から10,000円程度です。この料金設定は、保険適用のリハビリよりも高めです (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」)。しかし、その分、質の高いリハビリが提供され、リハビリ専門職によるオーダーメイドのプログラムを受けることが可能です (Minnanokaigo) (脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店)。
3.メリットと注意点
自費リハビリの最大のメリットは、個別のニーズに応じたリハビリを受けられることです。利用者は希望する時間帯や回数でリハビリを受けられ、セラピストを指名することもできます (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」)。一方で、料金が高額になる点や、医療機関との連携が取れにくい場合があることが注意点です。また、自費リハビリを提供する施設は地方では少ないため、地域によっては利用が難しい場合もあります (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」) (Kyusuke)。
このように、自費リハビリは高額な反面、質の高い個別ケアが可能で、保険適用のリハビリでは満たされないニーズに応える重要な選択肢となっています。
〜認知度が低い原因(情報不足、費用面のハードルなど)〜
自費リハビリの認知度が低い原因は、主に以下のような要因に起因しています。
1. 情報不足
自費リハビリについての情報が十分に周知されていないことが大きな原因です。多くの人が自費リハビリの存在を知らず、またその内容やメリットについても詳しく知られていないため、利用を検討する機会が少なくなります。一般の医療機関や介護施設で提供される情報が限られていることも、この情報不足を助長しています (Kyusuke) (脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店)。
2.費用面のハードル
自費リハビリは全額自己負担であり、費用が高額です。1時間あたり8,000円から10,000円という料金は、多くの家庭にとって経済的な負担となります。このため、経済的な理由で利用を断念する人が多く、結果として認知度や利用率が低くなっています (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」) (Minnanokaigo)。
3.保険適用リハビリの優先
多くの患者はまず公的保険の適用されるリハビリを利用します。このため、保険適用のリハビリが限界に達して初めて自費リハビリを検討するケースが多く、普段から自費リハビリの情報に接する機会が少ないのです (Minnanokaigo)。
4. 施設の少なさ
自費リハビリを提供する施設が都市部に集中しているため、地方に住む人々にはアクセスが難しい場合があります。このように地理的な制約も、認知度が低い一因となっています (科学的介護ソフト「Rehab Cloud」) (脳梗塞Labo マヒリハ 柏の葉店)。
5. 医療機関との連携の不足
医療機関と自費リハビリ施設の連携が十分に取れていない場合、医師からの紹介が少なくなります。これにより、患者が自費リハビリの選択肢を知る機会が減少し、認知度の低下につながります (Kyusuke)。
これらの要因が重なり、自費リハビリの認知度が低い現状となっています。情報の普及や費用面での支援策が講じられることで、利用率の向上が期待されます。
【困っているのは当事者!?】
本当に困っているのは?
それは、当事者ご本人とそのご家族ではないでしょうか?
当施設への問い合わせのほぼ9割以上がご本人様orご家族様からとなります。
ソーシャルワーカー、ケアマネージャーをはじめ、医療介護従事者の選択肢の中に『自費リハ』がないというのが現実。
選択肢の1つに自費リハを!!