お問い合わせ TEL

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

脳梗塞リハビリ リバイブあざみ野

ブログ

【脳梗塞リハビリ 介護保険】〜介護保険の基本からリハビリまで〜

2023/02/26

【脳梗塞 リハビリ 介護保険 動画】

【脳梗塞リハビリ 介護保険】介護保険でのリハビリとは?

【脳梗塞リハビリ 介護保険】1.介護保険とリハビリテーションサービス

 介護保険は、高齢者や身体障害者の方が必要とする介護サービスを提供するための社会保険制度です。介護保険には、介護サービス全般に加えて、リハビリテーションサービスも含まれてます。

リハビリテーションサービスには、リハビリ専門の職員が提供する訓練や、機能訓練や運動療法、言語聴覚士による言語療法、作業療法士による作業療法などがあります。これらのサービスは、患者さんの状態に応じて個別にカスタマイズされたものであり、リハビリの専門家が患者さんの能力を評価し、目標設定を行い、個別のプログラムを立てて行います。

介護保険のリハビリテーションサービスには、自宅でのリハビリテーションやデイサービスなどでのリハビリテーション、または施設に入所してのリハビリテーションなどがあります。また、リハビリテーションに必要な器具や材料についても、一部負担金が支給される場合があります。

介護保険によるリハビリテーションサービスは、患者さんが生活の質を向上させるために非常に重要な役割を果たしています。患者さんとその家族は、介護保険のリハビリテーションサービスを利用することで、自立した生活を維持するための力を取り戻すことができます。

介護保険によるリハビリテーションサービスには、以下のようなものがあります。

1)運動療法

運動療法は、身体機能の回復や維持を目的としたリハビリテーションです。主に理学療法士が担当し、筋力トレーニング、バランス訓練、歩行訓練などを行います。

2)言語聴覚療法

言語聴覚療法は、言語機能や嚥下機能の回復や維持を目的としたリハビリテーションです。主に言語聴覚士が担当し、言葉の理解や話し方、食事の嚥下などをトレーニングします。

3)作業療法

作業療法は、日常生活で必要な動作の回復や維持を目的としたリハビリテーションです。主に作業療法士が担当し、身の回りの動作や認知機能の向上、家事や仕事などの生活活動の継続・再開を支援します。

4)訓練

訓練は、機能訓練と呼ばれることもあり、患者さんの状態に応じた個別のリハビリテーションプログラムを作成し、訓練を行います。主に理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が担当します。

5)デイサービス

デイサービスは、通所リハビリテーションとして提供されるサービスです。通院が難しい患者さんが利用することができ、日中の時間帯に訓練や療法を受けることができます。

6)リハビリテーション医療機器の利用

リハビリテーション医療機器の利用には、電気刺激治療器、超音波治療器、温熱療法器、運動器具、座位や立位移乗支援器具などがあります。

これらのリハビリテーションサービスは、患者さんの状態に応じて、専門家が評価し、目標設定を行い、個別のプログラムを立てて実行します。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】2.介護度って何?

介護度とは、介護保険制度において、高齢者や障がい者などの要介護度合いを判断するために定められた指標のことです。介護保険制度によるサービス利用や給付の申請に際して、対象者の介護度合いを判定するために利用されます。

介護度は、要介護状態にある高齢者や障がい者の身体機能、日常生活動作、認知機能などを評価して決定されます。介護度は、介護保険制度において「要支援1~2」「要介護1~5」の7段階に分類されており、その分類に応じて介護サービスの種類や利用限度額が設定されています。

介護度の判定は、市町村を中心に介護保険事業所が行っており、主に、機能評価やケアマネジャーによる訪問評価などが用いられます。介護度は、個人の状態に応じた的確なサービス提供を行うために重要な指標となっています。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】3.地域包括支援センターって何?

地域包括支援センターは、高齢者や障害者などの在宅での生活を支援するための施設で、地域住民に対して、介護保険制度や福祉制度についての相談や情報提供、生活支援や介護予防に関する相談・支援、介護サービスの紹介などを行っています。

地域包括支援センターは、介護保険法に基づいて、全国各地に設置されています。市町村が主体となって設置し、民間事業者やNPO法人などが運営を行っています。多くの場合、地域包括支援センターは、市町村役場や区役所、保健センター、地域交流施設などの公共施設内に設置されています。

地域包括支援センターでは、専門のスタッフが相談業務に当たっており、利用者のニーズに応じて、自宅での生活支援や介護予防についての相談を受け付けています。また、介護サービスの利用や生活支援についての情報提供や、地域の行事や講座などのイベントの開催も行っています。地域包括支援センターは、在宅での生活を支援するための拠点として、地域に密着したサービス提供を行っています。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】4.ケアマネジャーさんってどんなお仕事?

ケアマネジャーとは、高齢者や障害者などの介護保険制度を利用する人々の生活支援を行う専門職種のことです。正式名称は「介護支援専門員」で、介護保険制度に基づいて、地域包括支援センターや介護サービス事業者に所属して、介護保険制度に関する相談やケアプランの作成などを行います。

ケアマネジャーは、利用者や家族、医療従事者と協力して、利用者の生活状況やニーズを評価し、適切な介護サービスの提供や生活支援の実現を図るためのケアプランを作成します。また、介護サービスの提供状況のモニタリングや、必要に応じた調整なども行います。介護保険制度において、ケアマネジャーは、利用者や家族の立場に立ち、最適なサービスの提供を目指す専門職として、欠かせない存在となっています。

ケアマネジャーは、専門職種としての知識や技術を必要とするため、介護福祉士や社会福祉士、看護師、精神保健福祉士など、様々な専門職からなる人材が活躍しています。また、地域包括支援センターや介護サービス事業者など、様々な施設で活躍することができます。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】5.介護保険でリハビリをするためにはどうすればいいの?

介護保険でリハビリをするためには、以下の手順を踏む必要があります。

1)医師の診断書を取得する リハビリを必要とする状態であることを証明するために、主治医から診断書を取得する必要があります。

2)ケアマネジャーと面談する 介護保険の申請手続きは、ケアマネジャーを通じて行われます。ケアマネジャーと面談し、介護保険の利用申請やケアプランの作成を行います。

3)ケアプランを作成する ケアマネジャーが介護保険の利用申請に必要な書類を揃えた後、リハビリが必要な利用者のために、ケアプランを作成します。ケアプランには、リハビリの頻度や方法、目標などが記載されます。

4)リハビリサービスを受ける ケアプランに基づいて、リハビリサービスを受けることができます。リハビリサービスは、訪問リハビリや通所リハビリ、在宅療養支援など、さまざまな形態で提供されています。

5)定期的な評価を受ける リハビリサービスを受けている間は、定期的に評価を受けます。評価の結果に基づいて、ケアプランが見直されることもあります。

以上の手順を踏むことで、介護保険でリハビリをすることができます。ただし、介護保険は必要な条件を満たした場合に限り、一部負担額を支払うことで利用することができる制度です。詳しい利用条件や負担額については、各自治体の介護保険担当窓口に問い合わせる必要があります。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】6.ケアプランって何?

ケアプランとは、介護が必要な人がその人らしい生活を送るために必要なサポートを行うための、介護サービスや支援内容、利用頻度、期間、費用などを記載した計画書のことです。介護保険制度においては、ケアマネージャーが利用者や家族と相談し、その人の状況に合わせた支援計画を作成することが求められます。

ケアプランには、利用者の現状、目標、介護サービスの種類や利用頻度、介護職員や家族の役割、費用などが記載されます。このケアプランに基づいて、介護サービスが提供されます。

ケアプランは、利用者や家族、介護サービス提供者が情報を共有し、効果的な介護サービスを提供するために必要不可欠なものです。また、利用者の状況が変化した場合は、ケアプランの見直しが行われます。

介護保険制度の中で、ケアプランは、利用者が自分らしい生活を送るために必要なサポートを受けるための重要な手続きのひとつです。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】7.居宅介護支援事業所ってどんな場所?

居宅介護支援事業所とは、在宅で介護が必要な方や、介護をしている家族などに対して、生活支援や介護支援、相談などを提供する事業所のことです。居宅介護支援事業所は、介護保険法に基づいて、自治体からの委託によって運営されています。

具体的には、居宅介護支援事業所では、利用者のニーズに応じたケアプランの策定、介護サービスの提供や手配、介護に関する情報提供、家族やケアマネージャーとの連携などを行っています。また、日常生活の援助や外出支援、食事や入浴などの介護支援、訪問リハビリテーションや訪問看護など、介護に関する様々なサービスを提供しています。

居宅介護支援事業所は、利用者が安心して在宅での生活を送ることができるよう、家族やケアマネージャーなどとの密な連携を図りながら、介護サービスを提供しています。また、利用者の状況に合わせて、柔軟な対応が可能なため、介護保険を利用しながらも、自分らしい生活を送ることができる支援が受けられます。

【脳梗塞リハビリ 介護保険】8.地域包括支援センターと居宅介護支援事業所の違い

地域包括支援センターと居宅介護支援事業所は、どちらも在宅での介護に関するサービスを提供する施設ですが、役割や対象となる利用者に違いがあります。

地域包括支援センターは、高齢者や障がい者など、介護が必要な方が地域で暮らし続けるために必要な支援を提供することを目的としています。具体的には、健康相談や生活相談、介護サービスの紹介、日常生活支援などを行っており、利用者が自分自身で生活するためのサポートを行います。また、認知症の方やその家族向けの相談支援や、地域でのコミュニティ作りなど、地域と密接に関わりながら支援を行っています。

一方、居宅介護支援事業所は、介護保険制度に基づいて、在宅で介護が必要な方に対して介護サービスを提供することを目的としています。具体的には、ケアプランの策定や介護サービスの提供、日常生活援助や訪問リハビリテーションなど、介護に必要なサービスを提供しています。介護保険を利用することで、居宅介護支援事業所で提供される介護サービスを利用することができます。

このように、地域包括支援センターと居宅介護支援事業所は、それぞれ異なる役割と対象となる利用者がありますが、地域での在宅介護を支援することを共通の目的としています。