【脳梗塞 リハビリ】坐骨から姿勢よく座る方法!
今回は、麻痺の方向けに座り方について話をしていきます。
【座り方の基本】
なかなか椅子に座っている時に、だらっと座っていたり、麻痺側の足が外側に向いてしまったりと、
骨盤が立った状態の座り方が難しいという話を聞きます。
ある程度、気がついた時には直せますが、時間が経つと自然と戻ってしまう。
そんな方にオススメのやり方になります。
【なぜ、麻痺側がだらっとしてしまうのか?】
色々な理由がありますが、臀部周囲の筋肉が上手く働きにくいことも1つの考えられます。
円背があって、背骨の変形があると無理に伸ばさない方が良くなりますが、
変形なしで、麻痺の影響でだと、臀部周囲の筋肉を上手く働かせることが大切です。
【筋肉を上手く働かせるには?】
1つはその筋肉を働かせるために、弱い負荷での筋肉を動かすということが大切です。
もう1つは、筋肉が働くためには、普段、感覚が先に感じて、必要に応じて、筋肉が働きます。
ですので、まず座っている時に、だらっとなってしまったことをしっかり感じる身体があると、ダラっとした時に自然に元に戻るわけです。
【感覚を良くするためにはどうしたらよいのか?】
①まずある程度固い椅子に座って、坐骨と言われる臀部の奥にある骨を感じます。
座っている時に座面に当たる骨のことですね。
こちらに左右差がないか確認していきます。
②感じたら、麻痺の側の臀部の方が何となく鈍い、変な感じがする。もしくは、感じすぎてしまう。
そんな方が多いと思います。
その感覚を頭で覚えてもらって、
座面に臀部を擦り付けるように左右に揺すっていきます。
テレビ見ながらでもいいので、5分くらいひたすら腰を揺すります。
③そうしますと、座っている時に当たる座面の感覚が変わってくると思います。
あとは、姿勢が保ちやすくなったら、成功です!
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木