モチベーションを上げ続けるには??脳内神経物質が重要です!
目次
モチベーションを上げ続ける方法!
今回は脳内神経物質の話をしていきます。
この記事を読むことで、モチベーションを上げるには、どうしたら良いのか?
の基礎知識が得られます!
- 脳内神経物質とは?
- どんなバランスが良いのか?
- セロトニンを出やすくするには?
【脳内神経物質とは?】
脳内神経物質とは?その名の通り、脳内で出ている神経物質のことを言います。
この中でモチベーションに関わる所としましては、
- ノルアドレナリン
- ドーパミン
- セロトニン
というのがあります。
1つずつ説明していきますね!
【ノルアドレナリン】
こちらは闘争の時に使われるホルモンと言われており、モチベーションをあげる時には、物事を始める最初に働きやすいです。
交感神経と連動をしており、何か危険が起きた時に、即座に働き、戦う逃げるなどの選択をします。
即効性は強いのですが、ノルアドレナリンは、いずれコルチゾールというストレスホルモンに変換されます。持続し続ければ、ストレスになります。
【ドーパミンとは?】
ドーパミンはワクワクする時などに働くホルモンです。
新しいものを探し求めるという機能があるので、新規性の高いものに対して働きます。
薬物で言うと、アヘンになります。もちろん、自分の脳から出ている分には、よっぽどの病気でなければ、過剰に分泌されて脳内神経物質中毒になることはありません。
楽しむときに使われる物質でもありますので、口角をあげるだけでも分泌されたりします。
【セロトニンとは?】
ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする作用があります。
前述したドーパミンの量と、ノルアドレナリンの量を調整して、リラックスさせる効果があるとされています。
もともとは、必須アミノ酸であるトリプトファンから生成される物質で、トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。
【どんなバランスが良いのか?】
ここのまで話をすると、ノルアドレナリンだと、持続性が低いからドーパミンがいいんじゃない?みたいな考えになると思います。
その通りなのですが、ドーパミンだけだと結局、初動が遅れてしまい、なかなか行動しにくくなるという特徴もあります。
また、新規性が高いものにドーパミンが出やすいといいましたが、こちらは、新規性が高いものというのは、経験値が少ないので、その物事に対して自分が達成できるという確率を高く見積もる傾向があるそうです。
よくものを知らない初心者が、超上級者を見て、『なんか俺でもできそう!』みたいに思うみたいなことですね(笑)
経験が増えてくると、実際簡単そうにやっていたことが、難しかったり、意外とできないことが多かったりするので、ドーパミンが出すぎて、ワクワクだけで頑張ろうとすると、挫折しやすくなります。
その時に、再び頑張ろう!!と思えるのが、ノルアドレナリン!!!
今はいろいろ失敗が続いて、嫌だけど、このままやめるのも嫌!!と一時的に、盛り返す力もあります。
ですので、自分が現在どんな理由でモチベーションが下がっているのか?
こちらを考えるのが、非常に重要だということです!
また、ドーパミン、ノルアドレナリンをコントロールするのは、セロトニンの役割もあります。
ドーパミンが出すぎて、挫折を味わいすぎない前にセロトニンが働いてダメージを少なくする。なんていうこともありますので、
セロトニンが出やすくなるようにするのも一つの手です。
【セロトニンが出やすくするには?】
さきほどお伝えした、必須アミノ酸であるトリプトファンから生成される物質ですので、トリプトファンをしっかり摂っておくことが大切です。
トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。
こちらを摂取したうえで、リズム運動が大切になります。
リズム運動とは?ウォーキング、ダンス、ランニングなど、一定のリズムで行われる運動のことを言います。
どういった運動でもかまいません。ベッド上で足をリズムよくバタバタするでも可能です!
『朝、起きたくないなー-』『やる気でない・・』
なんて時も、ベッド上で、リズムよくバタバタするのもやる気を出すために有効です!
【終わりに】
利用者様が、やりたいこと、何かに貢献したいけど、麻痺、高次脳機能障害があり億劫になっている方、全力でサポートしていきたいと考えています。
『あきらめない人の力になりたい!』
今日も頑張っていきます!!!
まずは電話問い合わせ、体験もお待ちしております!
随時、受け付けておりますのでお悩みをお聞かせください。
少しでもリハビリ難民を救いたい
責任をもって対応させていただきます。
理学療法士 鈴木